2022年10月に令和4年度宅建試験が実施される。ここ数年は変則的な実施形態となったが、10月の宅建試験に合格し、登録実務講習を経て春には宅建士としてスタートしたい。
宅建試験の直前期としては、今までのテキストや過去問題集の繰り返しが鉄板。もっとも民法改正もあり(10月度試験では見事に出題された)、実力派講師などによる出題予想も参考にされるといいだろう。
そこで出題予想をまとめます
また統計はガチで貴重な1点が取れる。必ず準備しておきたい。
また、こちらの記事も参考になるだろう。2020年受験生必見!フォーサイト宅建講座が正解率が低い問題を動画で解説!
出題予想まとめ
ここからは人気講師や実力派講師、大手スクールによる出題予想をまとめたい。
LEC宅建講座のゼロ円模試。出題予想にも使える
まず最初に使っていただきたいのが、LEC宅建講座の「ゼロ円模試」だ。これは名前にあるように、無料で受験できる模擬試験。
しかし無料だからと、侮る(あなどる)なかれ。本番の宅建試験と同じく、「50問」「2時間」で実施され、しかも成績処理(順位など)がされる優れものなのだ。
この無料模擬試験を成績診断として使うだけではなく、「出題予想としても利用しよう」という話。
宅建士0円模擬試験
無料と侮るなかれ!本番同形式の本格模試!本試験3ヶ月前の7月中旬、LECの模試をお気軽に体験していただける無料の模試が「ゼロ円模試」です。無料といっても、他の有料模試にひけを取らない本試験レベルの難度で、6月実施の「実力診断模試」と併せて受験すれば、学習成果の確認にも活用でき、効果UPです。
引用「宅建士0円模擬試験 - LEC宅建士講座」
なお、2022年度の締め切り(解答入力期限)は、2022年7月19日(火)となっている。
【無料】LEC宅建・ゼロ円模試、学習進度の確認と直前期学習の指針に(2022年度)
吉野哲慎先生(吉野塾、元資格の大原)の出題予想動画「宅建業法」「権利関係」「法令税等」
吉野塾代表の吉野哲慎先生による2022年度宅建試験の出題予想動画のまとめ。分野別に3つの予想動画が無料公開されている。
吉野先生は司法書士試験にも合格した不動産資格のプロ!
【動画】「宅建業法」「権利関係」「法令税等」(共に公開待ちです)
【日建学院】久保望先生による出題予想「宅建士2022 試験対策 ムッシュ久保の『ムッシュ・ド・ノエル』」
ずいぶんラフなタイトルと突っ込みたくなるが、日建学院宅建講座のベテラン講師・久保望先生による宅建試験の出題予想動画。
(公開待ちです)
TAC講師陣が出題予想!「2022本試験をあてる 宅建士プレミアムレクチャー(特別講義動画)」
大手スクールと言えば資格の学校TAC。そんなTAC宅建講座の講師陣が出題予想を行う「本試験をあてる 宅建士プレミアムレクチャー」(特別講義動画)が期間限定で、例年公開されている。
▲「本試験をあてる 宅建士プレミアムレクチャー」(画像はTAC出版サイトから)
これはTAC出版が発売する「2022本試験をあてる TAC直前予想 宅建士」の購入特典である動画。書籍にあるパスワードをTAC出版サイトで入力すると無料で閲覧できる(視聴期限に注意)。
本書は、「資格の学校・TAC」の長年にわたる宅建士受験指導の経験と実績を余すところなく盛り込んだ、“最強”の本試験直前対策アイテムです!
分析された予想問題(3回分)だけでなく、多彩な角度から本試験を読む「巻頭特集」が人気の秘密です。
さらに、「資格の学校TAC」と「TAC出版」が総力を上げて、本書を使ったプレミアムレクチャー(特別講義)を配信します。引用 TAC出版「本試験をあてるTAC直前予想」
「本試験をあてる TAC直前予想 宅建士」は出題予想に特化した書籍
この「本試験をあてる TAC直前予想 宅建士」であるが、出題予想に特化した書籍となっている。例年、次のようなコンテンツが収録されている。
- ココからコレくらい出る!2020本試験ズバリ出題論点
- 本試験 最大の注目点 民法改正重要テーマ 新旧対照表
- 「出題頻度」と「正答率」からはじきだす 最重要テーマ必勝対策
- 「あてる」を使った合格アプローチ法
- 予想問題3回分を収録
- 実力診断シート・肢別の詳しくわかりやすい解説付き
- 巻末付録【直前つめこみBOOK】
新試験制度となった宅建士試験においても、旧宅建試験と同じように過去問を中心とした学習が有効であることは言うまでもない。
市販の模擬試験を出題予想に利用されている受験生の方も多いと思われるが、出題予想と動画解説が用意されている点で本書をおすすめしたい。
なお発売元のTAC出版では「10%割引」「1冊でも送料無料(無料会員登録が必要)」で購入が可能となっている。
出題予想を兼ねた市販の模擬試験まとめ
また市販の模擬試験も出題予想に利用できる。的中すれば実績として残るため、各社ともに、しのぎを削って完成度の高い内容になっている。
おすすめとしては、伝統あるLEC宅建講座の「出る順宅建士 当たる! 直前予想模試」や、こちらも定評ある住宅新報社の「パーフェクト宅建直前予想模試」あたりだろう。
他にもありますが、残り時間を考えると1~2冊程度ですね
人気講師のブログ記事も参考にしたい
大手予備校の人気宅建講師の中には、自身でブログを運営されている方が少なくない。そんな講師の方のブログ記事も参考になるだろう。
宅建講師ブログ | 試験部
フォーサイト・資格の大原・ゼミネット・LEC東京リーガルマインド・クレアール・宅建みやざき塾など講師ブログの最新記事です。講座の特長も。
shikaku-pass.net
試験後は解答速報で合格ラインの予想を
宅建試験から合格発表までは時間が長い。宅建試験は相対評価で合格が決まるため、合格ライン予想に一喜一憂しがちだ。
これも無理はないが、できれば大手スクールで実施されている「解答速報」や「無料成績診断サービス」を利用して、早めに合格可能性について知っておきたい。
関連記事 宅建試験解答速報、無料成績診断・合格ライン・講評・動画解説まとめ【割れ問は?】
そして合格可能性が分かれば、その後は宅建登録実務講習の予約を検討したり、マンション管理士試験や管理業務主任者試験との併願も考えたい。くれぐれも無駄な時間を過ごすことだけは避けたい。