2020年12月27日(日)に行われた令和2年度宅建試験(宅地建物取引士試験)の解答速報・無料成績診断・動画解説などのまとめです。
宅建士試験も第6回を迎え、その難易度や合格率(合格ライン)に注目されます。今年の宅建試験の合格を目指す受験生は参考にされると良いでしょう。
目次
大手スクールによる解答速報
大手スクールによる解答速報です。スクールにより解答速報の公開の他、解答速報会や分析動画の公開など関連コンテンツを用意しています。今回の宅建試験の難易度・合格ライン予想・出題傾向の分析等に参考にしてください。
また試験の内容にもよりますが、正解に疑義がある問題や正解が複数存在する問題(割れ問)がある場合があります。2016年度本試験だと問28及び問29が該当します。そのような時は各スクールの解答速報の比較されるのがおすすめです。
フォーサイト宅建講座
フォーサイトでは2020年12月27日(日)に「解答速報」を公開します。また昨年度は「講評」および「解説動画」の公開も。講評では各科目の難易度や、予想合格ラインに注目です。
LEC宅建士講座
LEC宅建士講座では、2020年12月27日(日)18:00から順次、解答速報を公開する予定です。またLEC宅建士講座でも本試験終了後の17:00から解答速報会を実施。この解答速報会はYouTubeによるライブ配信が予定されています。
アガルート宅建講座
アガルートでは、元大手スクール講師の林裕太先生、工藤美香先生らによる動画解説を試験日当日の19 :30より順次公開。正解番号、難易度分析、予想合格ラインの発表など盛りだくさんです。
生涯学習のユーキャン
宅建士試験対策講座を開講する生涯学習のユーキャンでも解答速報を公開する予定です。解答速報は正解番号が判明した問題から公表します。なお解答速報の更新状況はユーキャンの解答速報ツイッターでもお知らせする予定です。
クレアール宅建講座
通信講座のクレアールでも解答速報を公開します。公開は12月27日(日)19時を予定しています。また氷見敏明クレアール講師による本試験分析会動画配信は10月31日12時から公開する予定です。
日建学院宅建講座
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日建学院の解答速報は、試験日当日の2020年12月27日(日)17:30頃から公開する予定です。なお日建学院では解答速報と共に、「予想合格ライン」と「本試験講評(総評)」を同時に公開する予定です。いち早く予想合格を参考にしたい受験生の方におすすめです。日建学院の解答速報はこちら
TAC宅建士講座
TAC宅建士講座では試験日当日の2020年12月27日(日)16:30から解答速報を公開する予定です。また17:30からは、解答速報会イベントを実施。この解答速報会の模様はネットでの同時配信も。TAC解答速報はこちら
住宅新報社
「パーフェクト宅建シリーズ」でお馴染みの住宅新報社の解答速報は、2020年12月27日(日)17時30分以降に公開予定です。
なお、住宅新報社が発行する新聞紙「宅建試験 解答速報号(有料)」も発行予定。2020年度宅建士試験の解説を知りたい受験生の方におすすめです。住宅新報社・解答速報はこちら
資格の大栄
資格の大栄では、試験日当日の2020年12月27日に宅建試験の解答速報を公開します(公開時間は未定)。大栄・解答速報はこちら
(画像はイメージです。)
資格の大原
資格の大原・宅建士講座では、試験日当日の2020年12月27日(日)20:00から解答速報を公開する予定です。大原解答速報はこちら
無料成績診断サービス
宅建試験を受験された方におすすめなのが、無料成績診断サービスです。
大手スクールを中心に実施される無料成績診断サービスですが、参加者間の順位・予想得点・合格ラインなどの各種データが提供される予定です。なお締切期限に注意してください。
LEC宅建士講座
LEC宅建士講座で無料実施されるのが、「無料成績診断」です。こちらも試験終了後から登録受付を開始します。なお締切期限に注意してください。試験結果の閲覧期間など詳細な実施要項については、LEC解答速報ページで御確認ください。
TAC宅建士講座
資格の学校TACでは、「本試験データリサーチ」を実施する予定です。この「本試験データリサーチ」とは「インターネットを活用して日本全国の受験生から解答データを収集し、より精度の高い得点分析結果を提供する、TAC独自の画期的な解答分析サービス(TACサイトより引用)」です。
相対評価で合格基準(合格ライン)が決まる宅建士試験では、ご自分の予想得点に加えデータ分析が重要になります。そんな試験得点データの分析におすすめの無料サービスです。TAC「本試験データリサーチ」はこちら
資格の大原
資格の大原では「本試験採点サービス」を実施。この本試験採点サービスで集計されたデータから、「収集した解答データをもとに合格ライン予想を行いますのでぜひ、ご利用ください(大原サイトより)」とあるように予想合格ラインが分かります。大原・本試験採点サービスはこちら
関連記事 宅建試験無料成績診断、ボーダーラインの予想に【TAC・LEC・大原まとめ】(各スクールの実施時間などを掲載。)
講評(大手スクール・講師によるもの)
フォーサイト宅建講座の講評
試験講評
(中略)
12月試験について、全体的な難易度は、「10月試験とほぼ同レベル」という印象でした。例年通り、宅建業法、法令上の制限、その他の法令でいかに得点できるかがカギとなりました。権利関係については難しい問題と得点しやすい問題の差が目立ちました。
(中略)宅建業法について
【出題数】
*例年通り、50問中20問(問26から問45)【出題内容の分析】
*10月試験より個数問題が1問多いため解きにくい印象を受けました。
ただ、全体の難易度自体は例年と同程度と言えます。法令上の制限について
(以下、省略)
引用「フォーサイト「令和2年度講評」ページ」
(法令上の制限、その他の法令、権利関係の難易度や出題傾向、合格ライン予想については、フォーサイト講評ページで御確認ください)
日建学院の講評(2020年12月27日現在のもの)
総評
今年度の宅建試験について、全体的な難易度は前回(10月実施)と同様やや易しかったといえる。権利関係は、前回と比較して、前回と同様やや難しかったといえる。
特徴のある問題形式としては、組合せ問題が1問出題された。
今年の目玉である民法改正については、問1『不法行為』問2『代理』問4『債務不履行』問5『時効』問6『賃貸借』問7『総合問題』など、改正に関係のある問題が多く出題された。
ほとんど出題されたことがなかった問3『親族』について出題された一方で、判決文問題という特徴のある形式の問題が、今回は出題されなかったことが大きな特徴といえる。
いわゆるマイナー項目からは、問9『地役権』から出題があった。
前回出題がなかった頻出項目のうち、『代理』や『不法行為』からは出題があったが、『抵当権』や『物権変動』については今回も出題がなかった。
全体として解きづらい問題も一部出題されたが、得点できる問題も出題されたといえる。
(中略)
全体的な難易度は前回と同様やや易しかったといえる。
法改正などの情報を集めた上で、過去問を中心とした学習をしっかりとしてきた受験生であれば、解答できる問題が多かったといえる。
引用「日建学院|令和2年 本試験解答速報」
https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/housing/road/kaisoku/index.aspx
分析動画(講評動画)
試験終了後には各スクールから解答速報が公開されますが、合格に向けて正解すべき問題などは分かります。これに役立つのが分析動画です。
また今回の試験の難易度、出題傾向の分析にも役立つでしょう。そこでフィードバックにおすすめの分析動画(講評動画)を紹介します。
フォーサイト宅建講座
フォーサイトは試験日当日に解説動画を公開します。速報版の合格ラインは××点(2020年12月27日20時現在)です。
「2020年度宅地建物取引士『解答速報&試験解説』」
LEC宅建士講座
試験日当日の2020年12月27日(日)16:30からLEC新宿エルタワー本校で実施された「2020宅建試験 解答速報会」の動画です。LEC専任講師の有山あかね先生らによる分析動画です。
「2020宅建士試験 解答速報会」
アガルート宅建講座の総評動画&林裕太先生、小林美也子先生、工藤美香先生、相賀真理子先生の合格ライン予想
本試験当日の18時から令和2年度宅建試験の総評(講評動画)が公開されます。
そして21時からは、アガルート宅建講師陣(林裕太先生、小林美也子先生、工藤美香先生、相賀真理子先生)による予想合格ラインの発表です。

TAC宅建士講座
TAC宅建士講座では試験日当日に、TAC校舎で行われる解答速報会の模様を解答速報会LIVEとしてネット同時配信する予定です。また試験日翌日から期間限定で、この収録動画を無料公開する予定です。
(スポンサードリンク)
住宅新報社
試験日当日の16時30分から開始します。氷見敏明先生らによる動画解説。予想合格ラインの発表も。
LEC水野健先生ら講師陣による合格ライン予想(最終版)
LEC水野健先生や日建学院や吉野塾で受験指導をする吉野哲慎先生らによる合格ライン予想。合格ライン予想は動画中でコメントされています。
「2020宅建本試験を語る(最終版)」
タキザワ宅建予備校
「2020年度宅建本試験 所感」
(公開待ちです)
宅建渋谷会
(公開待ちです)
ユーキャン
ユーキャンは昨年度は試験日当日に解説動画を公開しました。速報版の合格ラインは××点(2020年12月27日20時現在)です。
(公開待ちです)
日建学院
日建学院では、試験日当日の2020年12月27日(日)に、Youtubeにて解答速報動画をライブ配信する予定です。配信内容は次のようになっています。
- 第1部 試験全体の特徴~権利関係 解説
- 第2部 法令上の制限~税法や価格の評定 解説
- 第3部 宅建業法~5問免除科目 解説
- 第4部 合格ライン推定発表/日建学院からのお知らせ
「【LIVE配信 決定】宅建士12月試験《合格推定点》を大胆予想!? 【12/28(月)PM12:00~】」
九州不動産学院
九州不動産学院でも解答速報会動画を試験日当日のYoutubeにて公開する予定です。なお公開時間は18:00以降を見込んでいます。
「令和2年度 宅地建物取引士 解答速報」
(公開待ちです。)
解答解説集プレゼントサービス
解答速報の正解番号だけではなく、今回の宅建試験を分析したいと考えている受験生の方におすすめの無料サービスが「解答解説集プレゼントサービス」です。ここでは無料送付サービスを実施する宅建スクールを紹介します。
TAC宅建講座
資格の学校TACでは、2021年2月中旬以降から『TAC宅建士講座精鋭講師陣による詳しい解説を収載した「令和2年度宅建士試験 解答解説」を無料でWeb配信いたします(TACサイトより)』を実施します。
なお利用は無料ですが、閲覧には、TACの無料成績診断サービス(データリサーチ)に参加する必要があります。詳細についてはTAC解答速報ページで御確認ください。
日建学院宅建講座
日建学院でも無料送付サービスを行う予定です。「全50問の問題・解答解説はもちろんのこと、総評や正答率一覧などが掲載された試験データ満載の冊子(日建学院サイトより)」ですので、2020年宅建試験の難易度分析などに役立つと思います。なお申し込み方法など実施要項については、日建学院解答速報ページで御確認ください。
みんなの解答速報
頂いたコメント(感想)
有名講師の分析は?
本試験の分析は、LEC東京リーガルマインドやアガルートなどで実施される分析イベントを利用するのがおすすめですが、有名講師による分析(講師ブログ)も参考にしたいところ。

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宅建講師ブログ | 試験部
フォーサイト・資格の大原・ゼミネット・LEC東京リーガルマインド・クレアール・宅建みやざき塾など講師ブログの最新記事です。講座の特長も。
shikaku-pass.net
試験のスケジュールなど
・試験の実施 令和2年12月27日(日)午後1時から2時間(ただし、登録講習修了者は、13時10分から15時までの1時間50分)。
・合格発表日 令和3年2月17日(水)を予定しています。
そのほか宅建試験に関する注意点や実施要項等については、試験を実施する「一般財団法人 不動産適性取引推進機構」のホームページで御確認ください。
公式サイト 一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 宅建試験のスケジュール
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一般財団法人 不動産適正取引推進機構 | 宅建試験 | 宅建試験のスケジュール
不動産取引に関する紛争の未然防止を図るとともに、消費者の保護と宅地建物取引業の健全な発展に寄与することに努めております
www.retio.or.jp
ここまで2020年度宅建士試験の解答速報・無料成績診断・動画解説・解答解説冊子無料送付サービスなどに見てきました。
宅建試験は不動産系資格の入門とされますが、合格率は約15%であり、また法律の学習経験がある受験生の方も受験される現状を考慮すれば、合格が易しい試験とは言えません。
そんな宅建士試験ですが、合格は相対評価で決まるため、より精度の高い情報を得るようにしましょう。それには今回ご紹介した大手スクールによる解答速報や無料成績診断サービス、講評動画を参考にすることです。
どのコンテンツも無料で利用することが可能なので、ぜひ合格ライン付近にいる受験生の方はフル活用されてみてはいかがでしょうか。
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