司法書士試験は合格率が2~3%と極端に低い難関試験であるが、その合格の難しさの理由として学習範囲の広範さが挙げられる。
そしてもう一つ忘れてはいけないが「試験時間の短さ」である。択一式はもちろんのこと、書式試験においては解答時間が足りなく、多くの受験生は満足に解答できない。
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模擬試験は予想問題に触れる貴重な機会
したがって司法書士試験対策として重要なことは、基礎知識の徹底したインプットと共に、予想問題を利用した出題予想を行うことであり、これに役立つのが「模擬試験」だ。

過去問の繰り返しはもちろん重要ですが、過去に出題されていない論点を問うケースもあります
この模擬試験は伊藤塾やEC東京リーガルマインドなど、司法書士試験の指導実績が高い大手の予備校で実施されているが、回数もそう多くない。
そこで更にシミュレーションをしたい受験生の方におすすめなのが、TAC出版の「無敵の司法書士 本試験予想問題集」である。

「無敵の司法書士 本試験予想問題集」が出題予想としておすすめの理由とは?
Wセミナー講師陣がズバリ出題予想!
この「無敵の司法書士 本試験予想問題集」の一番の特長は、Wセミナー講師陣の出題予想に基づく「本試験レベル」の問題を収録している点だ。
Wセミナー司法書士講座と言えば、ネット上の掲示板では「ケケ」の愛称で信頼されている竹下貴浩先生や、「オートマ」でお馴染みの山本浩司先生など、実力派講師陣を擁する試験対策講座である。
そんなWセミナー講師陣による出題予想なので、時間がない受験生の方は「予想論点」だけでも見ておきたい。
全問新作問題!
司法書士筆記試験においては、過去問のマスターが一番の近道ではあるが、合格ライン付近の受験生ならば、繰り返し解いている方も少なくない。
「飽きるし」「新鮮味がない」「実力確認ができない」、そんな受験生の方には「全問新作問題」である点も、おすすめポイントである。
もちろん本書を使用すれば完全に的中するとは限らない。それは毎年、新しい論点や難問奇問の類が出題されるケースが少なくないからだ。それでも重要論点の確認や出題予想としては、利用価値が高いと思われる。
あとは司法書士講座の実力派講師による司法書士講師ブログで法改正情報や最新の試験対策情報を押さえておけば、難関の司法書士試験対策も万全だ。ぜひ受験生の方には頑張って頂きたい。

以前は「司法書士完全予想模試」も発売されていたが
2014年頃までは、コンデックス情報研究所の「司法書士完全予想模試」も発売されていたが、現在では発売を中止している。この点からもTAC出版の「無敵の司法書士 本試験予想問題集」は貴重な出題予想となっている。

なお発売元のTAC出版では「10%割引」「1冊でも送料無料(無料会員登録が必要)」で購入が可能です。TAC出版はこちら

濃い出題予想なのに無料!Wセミナー講師が1時間超えの動画で令和4年度の出題を予想
LEC司法書士講座などと並び、司法書士試験で豊富な指導実績があるWセミナー(旧早稲田セミナー)。そのWセミナー司法書士講座から令和3年度筆記試験の出題予想動画が公開された。
1時間を超える出題予想でありながら、完全無料という凄さ。「過去問は十分回した、あとは出題予想を利用したい」、そんな受験生の方におすすめだ。
【動画】「ここだけの話!2022年本試験の大胆予想!姫野寛之講師」