2024年12月8日(日)に令和7年公認会計士第Ⅰ回短答式試験が実施される。各スクールでは早くも解答速報や分析動画を公開する予定だ。
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各スクールでは無料成績診断サービスを期間限定で実施し、各種データが参加された方に提供される予定になっている。もっとも5月の短答式試験や8月の論文式試験に向けて早くもスタートを切ろうと決意した受験生の方も多いだろう。
そんな受験生の方のおすすめなのが、大手スクールを中心に行われる「奨学生試験」である。成績により受講料が割引になるケースが多い。
無料で実施されるので、現在の実力確認にもおすすめ
LEC公認会計士講座
公認会計士試験の指導歴31年という伝統と実績のLEC公認会計士講座。LECでは年に数回、奨学生試験を実施している。
「特別奨学生試験」最大80%の割引
最初にご紹介したいのが「特別奨学生試験」だ。これは2024年12月15日(日)、2025年1月18日(土)に実施されるもの。
2回実施されますが、どちらか一方しか受験できません。
2025年5月短答式試験と8月論文式試験を目指す受験生向けで、成績により対象講座が最大で80%の割引となる。無料での実施なのでおすすめしたい。
全国の会場にて奨学生試験を実施します。
短答・論文向け奨学生試験
次回の短答式試験と論文式試験を目指す皆様のために、奨学生試験を実施いたします。奨学生試験で優秀な成績を修めた方には、最大80%割引で対象コースがお申込みいただけます。
現在の実力診断も兼ねて、ぜひ奨学生試験にチャレンジしてみてください。記述式・予約不要・参加無料
対象コース
5月短答・8月論文合格コース
圧縮5月短答・8月論文合格コース
5月短答合格パック
圧縮5月短答合格パック
論文合格コース
圧縮論文合格コース(12月下旬より販売開始予定)
成績に応じて5%割引から80%割引まで。最低1問でも正解すれば5%の割引が適用。自信がなくてもレッツトライ!
【LEC会計士】短答上級講座 財務諸表論 第1回(前半)を無料体験!
Web奨学生試験、作文で最大30%割引も
またLECでは作文だけで割引になる「Web奨学生試験」を実施している。
この「Web奨学生試験」は、「私が○○を目指す理由」を1,000字以内で作文するもの。LECによる審査後、LECのオンラインショップで利用可能な割引eクーポンが発行される(最大割引率は30%)。「Web奨学生試験」の詳細記事はこちら
このほかLEC東京リーガルマインド公認会計士講座では、短答式試験の実施を受けて、LEC専任講師らによる相談会や本試験分析会などの各種無料イベントを実施している。
「戦略は正しかったが学習時間が足りなかった」という方はもちろん、悔しさをバネに次回の本試験に向けて捲土重来、合格を目指す受験生の方におすすめしたい。
資格の大原
選抜特待生試験!短答式と論文式それぞれ実施
資格の大原・公認会計士講座は時期により、「選抜特待生試験」を実施する。この「選抜特待生試験」だが、短答式と論文式があり、それぞれ短答式コースと論文コースが割引対象となる。
気になる割引率だが、成績により最大で20%割引(短答式)、最大で50%割引(論文式)となっている。このほか割引対象となるコース、実施校舎、スケジュールなど詳細については、大原・公式サイトで御確認頂きたい。
資格の大原「公認会計士講座 選抜特待生試験のご案内」
選抜特待生 | 実施日時 | 割引 |
---|---|---|
短答式 | 2024年5月29日(水)18:30~19:30 | 最大20%割引 |
論文式第1回 | 2024年8月21日(水)18:30~20:30 | 最大50%割引 |
論文式第2回 | 2024年11月18日(月)18:30~20:30 | 最大50%割引 |
実施方法は次の通りです
短答式
財務会計論(8問)、管理会計論・監査論・企業法(各4問)による短答式試験
論文式
財務会計論(計算)・管理会計論(各1問)による論文式試験
クレアール(初学者対象 インターネット特待生試験)
非常識合格法でお馴染みのクレアール・公認会計士講座の特待生試験。タイトルにもあるように初学者の方を対象とした特待生試験となっている。
試験の内容であるが「簡単な作文試験」となっている。そして気になる割引率。受講コースにもよるが、最大で35%割引となっている(2024年5月現在)。
初学者向けなので、今回の短答試験で失敗し、基礎力に自信がない方におすすめです。
クレアールの非常識合格法で、やり直しませんか?
奨学生試験や特待生試験と言えば、受験生の方の成績で割引率が決まるのが一般的だが、「簡単な作文試験」という内容のクレアールの特待生試験。これから公認会計士試験の合格を目指す初学者の方は検討されてみては如何だろうか。
なお「特待生 募集期間」「割引対象コース」「受験のながれ」など特待生試験の詳細については、クレアール公認会計士講座サイトで御確認頂きたい。
▲ 初学者向け特待生試験を実施するクレアール公認会計士講座(画像はクレアールから)
初学者対象 公認会計士講座 インターネット特待生試験
公認会計士初学者対象講座が最大35%OFFのチャンス!クレアール公認会計士講座では、ご自宅で受験可能なインターネット特待生試験を実施しています。公認会計士試験の受験を目指す方にはWeb通信講座の受講料が大幅割引のチャンスです。
・受験料は無料です。
・試験内容は簡単な作文試験です。
・入学を強制するものではありませんので安心してご受験ください。特待生試験 募集期間 【実施期間】5月期:2023年 5月 1日(水)~2024年 5月31日(金)
引用 クレアール公認会計士講座
また先着100名様に人気書籍「公認会計士試験 非常識合格法」のプレゼントも↓
\あのカリスマ講師が教える非常識な合格法!先着100名さまにプレゼント/
プレゼントページはこちら→
私は定価で買ってしまいました(アマゾンのkindle)。公認会計士試験の合格を目指す方は、ぜひ無料でもらってください↓
CPA会計学院(特待生試験)
2023年公認会計士試験の合格者973名(占有率60.7%)1のCPA会計学院。2017年度や2018年度など、過去年度で特待生試験を実施していた。
2024年5月現在、特待生試験は実施されていない。今後実施するかもしれないので、公式サイトを確認してただきたい。公式CPA会計学院
参考までに各年度で実施された特待生試験では、計算科目または理論科目のみの受験も可能だった。成績により受講料が最大で20%の割引となっていた
過去年度の特待生試験はこんな感じ↓参考までに。
CPAでは、2017・18年公認会計士試験合格目標の皆さんを対象に、『特待生試験』を実施いたします。
成績優秀者の方は、CPAの上級コースを大幅割引でお申込みいただけます。是非、ご参加ください。
引用 CPA会計学院(リンク切れ)
【動画】「ここまでやります!合格後も大満足のサポート体制!(令和7年第Ⅰ回短答式試験後ガイダンス)」
▲ 奨学生試験ページ(画像は過去年度のCPA会計学院サイトから)
TAC公認会計士講座「奨学生選抜試験」
簿記検定試験や税理士試験など会計系試験の講座を開講する資格の学校TAC。そのTAC公認会計士講座でも、年に数回奨学生試験を行っている。
こちらも「受験料無料」「複数回受験可能」となっているが、実施回により「短答式」および「論文式」と実施内容が異なるので注意されるといいだろう。また割引対象となるコースも異なる。
割引は成績により最大50%(短答式)、80%(論文式)となっている。なお奨学生試験の実施校舎やスケジュールなど詳細については、TACサイトで御確認頂きたい。
<リスタートを応援!>
\受講料が最大50-80%OFF!/TACでは、2025年公認会計士試験合格を目指すみなさんを対象に「奨学生選抜試験」を実施いたします!
成績上位者の方は、TAC上級コースを大幅割引で受講いただける絶好のチャンスです!奮ってご参加ください!引用:TAC公認会計士サイト
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/syougakusei_senbatu.html
TAC奨学生選抜試験の実施方式および日程は次の通りです↓
実施方式 | 2024年度実施日程 | |
---|---|---|
第1回 | 短答式 | 5/29(水)19:00~20:00 |
第2回 | 〃 | 6/26(水)19:00~20:00 |
第3回 | 論文式 | 8/21(水)19:00~20:00 |
第4回 | 〃 | 11/20(水)19:00~20:00 |
第5回 | 〃 | 12/11(水)19:00~20:00 |
▲TAC公認会計士講座の奨学生試験ページ(画像はTACサイトから)
まとめ
ここまでLEC東京リーガルマインド・資格の学校TAC・CPA会計学院・クレアール公認会計士講座の奨学生試験・特待生試験についてみてきた。
スクールにより「初学者向け」や「中上級者(再受験者)向け」など違いがあるので注意して頂きたい。また実施時期や試験を行う校舎なども確認しておきたい。
奨学生試験や特待生試験は成績により受講料が割引なることはもちろんだが、無料で実施されることが多いので、試験感覚を養う事もできる。ぜひ受験生の方には有効に活用して頂き、公認会計士試験の最終合格につなげて頂きたい。
- ~合格実績注釈~
※CPA会計学院公認会計士試験合格者数973名は、2024年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としております。
※ 全体合格者数は、公認会計士・監査審査会「令和6年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※ CPA会計学院合格者占有率は、令和6年公認会計士試験合格者数に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出しています。 ↩︎