2017年11月29日(水)に平成29年度宅建試験の合格発表が、試験実施団体である不動産適正取引推進機構から行われた。
気になる合格ラインだが、35点(50点満点中)、合格率は15.6%。合格ラインは平成28年度と同じ水準となった。また登録講習修了者は45問中30問となっている。
★速報★【平成29年度宅地建物取引士試験結果】合格ラインは35点(以上が合格)です!(登録講習修了者は45問中30問以上) #合格ライン #宅建 #宅建士 #宅建試験 #住宅新報
— (株)住宅新報 (@jutakushimpo) November 28, 2017
【参考】過去の合格率と合格ライン
(順に、「実施年度」「合格率」「合格ライン」)
2006年(平成18年) 17.10% 34点
2007年(平成19年) 17.30% 35点
2008年(平成20年) 16.20% 33点
2009年(平成21年) 17.90% 33点
2010年(平成22年) 15.20% 36点
2011年(平成23年) 16.10% 36点
2012年(平成24年) 16.70% 33点
2013年(平成25年) 15.30% 33点
2014年(平成26年) 17.50% 32点
2015年(平成27年) 15.4% 31点
2016年(平成28年) 15.4% 35点
おすすめの宅建登録実務講習は?
難関試験と言ってもいい宅建士試験に合格しても、無条件に宅建士として活躍できるわけではない。一定の実務経験がない方は、宅建登録実務講習を受講する必要がある。宅建登録実務講習とは?宅建士試験合格から宅建士証交付まで
この宅建登録実務講習であるが、「自宅での教材学習」+「スクーリング」+「修了試験」で構成されている。
LEC宅建講座の登録実務講習がおすすめの理由とは?
修了試験は、スクーリングの講義をまじめに聞いていれば、まず不合格にならない。一番の関門はスクーリングである。その理由は「遅刻、居眠りが許されない」からである(失格となってしまう)。
特に都市部では交通トラブルが結構多い。したがって一番の不安は「遅刻」なのである。そこでLECでは、週またぎ2日間・短期1日(実施校限定)など柔軟なクラス設定を行っている。
■利用しやすい豊富なクラス設定
○火水・土日が中心のニーズに合わせたスクーリング日程
○週またぎ2日間・短期1日を実施校限定でご用意
○2日間のクラスのスクーリング開始は10時のため、遅刻による失格の不安が緩和され、らくらく通学可能。(中略)
■無料で再受講可能(1回のみ)
修了試験の合格率は99.9%以上(平成29年度実績)※ですが、万が一不合格になってしまっても1回に限り再受講可能です。(無料再受講の受付締切日は2018年10月10日(水)です)(以下、省略)
引用 LEC宅建講座「宅建登録実務講習」
http://www.lec-jp.com/takken/kouza/jitsumu/
LEC宅建登録実務講習の口コミと評判は?人気の水野健講師によるポイント解説動画も
難関試験と言っても過言ではない宅建士(宅地建物取引士、平成26年度以前は宅地建物取引主任者)試験。この宅建士試験に合格してもすぐに宅建士として活躍することはできない。2年以上の実務経験がない場合、国土 ...
【動画】LEC水野健先生が楽しく解説!「登録実務講習から始まる宅建士への道」
2017年12月10日(日)に実施された宅建試験合格者・受験生向けのイベントの収録動画。約28分にわたり、宅建登録実務講習について解説。
LEC水野健先生ならではの、裏話も満載。合格者はもちろん、来年の宅建試験の合格を目指す受験生の方にはモチベーションアップに役立つおすすめの動画!
合格ラインを的中させたスクールは?講評も
2017年10月の宅建試験終了後には、「難しい」という受験生の方の声もあり、大手スクールでは33点・34点・35点の合格ライン予想がされた。そんな中、フォーサイト宅建講座が合格ラインを的中させている。
『今年の試験について、全体的な難易度は、「昨年と同レベル」という印象でした。そのため合格の点数は、35点くらいになると考えられます。(フォーサイト講評より)』
なおフォーサイト講評ページでは平成29年度本試験の科目別分析(難易度や出題傾向など)も行っているので、平成30年度宅建試験の合格を目指す受験生の方は確認しておくことをおすすめしたい。
【動画】平成29年度 宅地建物取引士資格試験 合格発表を受けて
LEC宅建講座の分析動画、平成30年試験に向けて
ここからはLEC宅建講座による分析動画をご紹介したい。平成29年度宅建試験の総括および平成30年試験対策に向けた内容で、LEC水野健先生と亀田信昭先生が解説を担当している。
【動画】最初が肝心!初学者のための宅建士合格法~平成29年度宅建士試験分析~収録担当:水野 健 LEC専任講師
【動画】魅力満載!未来を拓く宅地建物取引士への道~平成29年度宅建士試験も大検証!~ 収録担当:亀田 信昭 LEC専任講師
【日建学院】中山猛士先生が動画で解説「平成29宅建本試験の傾向と対策」と「平成30年度対策」
「平成29年度試験の概要」「合否を分けた問題」「権利関係について」「法令上の制限について」「宅建業法について」「平成30年度試験対策」など、約1時間20分にわたり、解答速報でもお馴染みの日建学院・中山猛士先生が徹底解説。
合格証書の再発行は行わないので十分に注意したい
宅建試験合格者には合格証書が郵送される。この合格証書だが、登録等で必要になることは言うまでもない。
そして合格証書の再発行は行われないので大切に保管しよう。なお紛失した場合は「合格証明書」が発行される。
講師の合格ライン予想がはずれる異常事態?講評(コメント)まとめ
平成29年度宅建試験の合格発表を受けて、講師の方の講評(感想、コメント)をまとめたい。
LEC水野健先生
合格点35点(登録講習修了者は30点以上)
です。予想はずしてすいません。。35点の方はおめでとうございます。
点数は行ってもマークミスとかもありうるので
発表にて番号を見つけるまでは不安かと思いますが
とりあえずおめでとうございます!!これからも新たな目標に向かって頑張ってください☆
引用「2017年宅建試験合格点発表と祝勝会の募集開始」
https://ameblo.jp/takkenken1972/entry-12332026432.html
LEC亀田信昭先生
先ほど
試験実施団体から
発表がありました。合格基準は、35点
予想より厳しい…引用「宅建 発表」
http://wachagona857.blogspot.jp/2017/11/blog-post_29.html
大原・吉野哲慎先生
合格点 35点
ここまで高いとは…
引用「平成29年度 宅建試験 合格点&都庁のご案内」
https://ameblo.jp/knpky474/entry-12332208227.html
アガルート・林裕太先生
アガルート宅建講座の林裕太先生(元・大原行政書士講座)のブログ記事から。
合格された皆さま,本当におめでとうございます!
(中略)
合格点の予想が,今回は外れてしまいました。
本当に申し訳ないです。引用『「平成29年度 宅建試験」の合格発表が行われました』
https://ameblo.jp/gyosei-poepoe/entry-12332276808.html
まとめ、基礎力の充実を!
平成29年度宅建試験の合格ラインは35点と高い水準になったが、平成30年度宅建試験に向けた学習も不安になることなく、基礎力の充実に努めたい。
具体的には「過去問を中心とした学習」である。難化傾向にある宅建士試験だが、過去問学習こそ、合格への近道である。