高速回転法でお馴染みの宇都出雅巳さん。その独自の方法でファイナンシャルプランナー上級資格など、数多くの難関資格試験に合格してきた。
そんな宇都出雅巳さんが平成26年度宅建試験に挑戦。その結果であるが、50満点中の27点(氏のブログ記事による、下のリンクを参照)。受験生の方ならば分かると思うが、27点はどう頑張っても合格になる可能性は低い。不合格である。
このブログ記事では、「宅建試験を舐めている」という読者からの厳しい指摘もあった。もっとも宇都出雅巳を擁護するわけではないが、従来の宅建試験ならば合格ができたかもしれない。今年は特に難しかった。権利関係から解答を始めてやる気がなくった受験生の方は多いはずだ。
そして高速回転に使用した過去問題集も、TAC出版の「わかって合格(うか)る宅建 過去問 セレクト300」。単純計算で6年分の過去問の分量となるが、本試験では焼き直しの問題もあるので、過去10年分の分量はある。したがって使用問題集も合格を目指す上で適切なものだ。となれば今年の宅建試験は想定を上回る難易度だったと結論付けられる。
そして平成27年度からは宅建取引士への格上げも含めて、宅建試験は従来とは異なる難易度の高い国家資格試験になる可能性が高い。合格を目指す受験生の方は、今まで以上に学習量が求められるだろう。
■ 宇都出雅巳さんの宅建試験学習時の動画
「宅建の過去問を高速大量回転していくとこうなります」。過去問題集の具体的な使い方を動画で解説。高速回転法で宅建試験の合格を目指す受験生の方必見。
関連リンク
宇都出雅巳さんのブログ記事「今日受験した宅建試験の結果は……」