2021年1月31日(日)に行われる令和3年度第2回(通算第57回)気象予報士試験の解答速報等のまとめです。大手スクールを中心に解答速報を公開する予定です。受験生の方はぜひ合格予想の参考資料としてご活用ください。
目次
大手スクールや講師による解答速報
ユーキャン
通信教育のユーキャンによる解答速報。解答速報の公開時間は、2022年2月7日(月)以降を予定しています。また解答速報の更新状況は、ユーキャンの解答速報ツイッターでも案内しています。
「令和3年度第2回(通算第57回)気象予報士試験」の解答速報を公開!
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(東京都新宿区、代表取締役社長:品川 泰一)は、2022年1月30日(日)に実施される「令和3年度第2回(通算第57回)気象予報士試験」を受験なさる方を対象に、ユーキャン独自の「解答速報システム」を用い、解答速報を2月7日以降、順次公開いたします。引用:ユーキャン
飯沼孝先生による解答速報
スマート合格講座(気象予報士試験対策講座)のほか、LEC東京リーガルマインド、ヒューマンアカデミー(新宿校)などで受験指導をされていた飯沼孝先生による解答速報。
毎回試験後にご自身の公式ブログ「気象予報士のお仕事 by 気象予報士プロ」で公開していることが多いです(第44回~49回試験は解答速報を行っています)。飯沼孝先生の公式ブログはこちら
WeatherMap(ウェザーマップ)の解答速報
森田正光さんなど現役の気象予報士が多数在籍する「WeatherMap(ウェザーマップ)」。ウェザーマップでは運営する試験対策サイト「気象予報士応援ナビ」による解答速報を公開する予定です。
第57回本試験の解答速報は、2022年2月1日(火)13時の公開を予定しています。
なお、解答速報の閲覧には会員登録(無料)が必要です。気象予報士応援ナビ「第57回解答速報」へ
藤田真司の気象予報士塾
第57回気象予報士試験の学科試験(「一般知識」および「専門知識」)の解答速報です。藤田真司の気象予報士塾・解答速報ページはこちら
模範解答
気象予報士試験を実施する気象業務支援センターによる模範解答です(実技試験及び学科試験)。試験実施団体による模範解答はこちら
第57回試験の実施スケジュールなど
・試験の実施 令和4年1月30日(日)
・合格発表日 令和4年3月8日(金)
みんなの解答速報
受験生の方から頂いた感想【難易度は?】
学科一般の難易度は低く、学科専門の難易度は高く感じました
(テレビ局員様、2021年8月23日9:41 AM)
初めての受験でした。
学科の難易度は計算とかは易しかったように思いますが,細かいひっかけや災害対策基本法などにやられました。難易度は少し難しかったような。
解答速報の結果では,学科一般で12点,学科専門で10点でした。
(名無しさん様、2019年2月1日10:09 PM)
学科と実技受けました。学科は全て解答しましが、選択肢が絞り込めない悩ましい問題がいくつかありました。特に専門。学科の解答速報がまだどこも出ていないので不安です。足切りにならないことを願うだけです。実技に関しては両方とも出題者の意図が途中からイマイチわからなくなり、時間もなく、手応えなく終わった感じです。特に、実技1は最後のフェーンのエマグラムがイマイチわからず、実技2はトラフ作図で位置が正しいか。今回作図と計算が多かったように思います。兎に角、学科通らないことには、なので、学科の出来が気になります。
(あお様、2018年8月27日4:34 PM)
実技の2ほんとに大変でした。今までの事例に当てはめることが出来なかった上に時間が足りないという、合格点が下がることを祈ってます。
(すぬ様、2018年8月27日10:33 AM)
難易度としては標準的な印象でした。
(やぎ様、2018年8月27日10:01 AM)
学科の専門知識だけ解答を投稿させていただきます。
問1 ②
問2 ①
問3 ③
問4 ⑤ 大気海洋結合モデルに関しては初めて耳にしました。
問5 ④
問6 ④
問7 ①
問8 ④
問9 ③
問10 ③ これはあまり自信がありません。
問11 ④ a・・・赤道に近いほど、が誤り
d・・・対流圏の上層から下層まで、が誤り
問12 ③
問13 ② 土壌雨量指数をaにするかbにするかで迷いましたが 、降水後しばらくは土壌に水分が残ると思ったのでaにしました。
問14 ①
問15 ④
(タロー様、2018年8月27日8:57 AM)
過去問や合格ラインなど
過去問題と模範解答例
気象予報士試験を行う気象業務支援センターのホームページ。過去6年度分の問題と模範解答を公開しています(学科試験及び実技試験)。
難関試験である気象予報士試験対策の第一歩は過去問分析から。ぜひ合格に向けて過去問を活用して頂きたいと思います。気象業務支援センターはこちら
おすすめの過去問題集
気象予報士試験を実施する気象業務支援センターでも過去の出題と模範解答は分かりますが、詳しい解説があると試験対策の面でもおすすめです。
そこで詳しい解説が掲載されているのが、「気象予報士試験 模範解答と解説」です。これは天気予報技術研究会が制作する過去問題集で、回数別で発売されています。
したがって本試験と同じ時間帯で問題を解くことにより、本番を意識したシミュレーションとしての利用方法もあるでしょう。もちろん弱点分野の発見にもおすすめです。
また実技では「慣れること」が大切!過去問をフル活用しましょう
合格ライン(合格基準)
学科試験(予報業務に関する一般知識):15問中正解が11以上
学科試験(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11以上
実技試験:総得点が満点の70%以上
※ ただし,難易度により調整する場合があります※ 気象業務支援センターのホームページより引用。
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気象予報士試験
気象予報士試験のページです。試験概要を掲載しています。
www.jmbsc.or.jp
過去の合格率(最近に実施された試験)
ここで過去に実施された気象予報士試験の合格率を確認しておきましょう。実施回により多少の幅はありますが、合格率は4%から5%台です。
最近の気象予報士試験の合格率
平成24年第1回(通算38回試験) 4.2%
平成24年第2回(通算39回試験) 4.0%
平成25年第1回(通算40回試験) 4.7%
平成25年第2回(通算41回試験) 4.0%
平成26年第1回(通算42回試験) 4.9%
平成26年第2回(通算43回試験) 4.2%
平成27年第1回(通算44回試験) 4.0%
平成27年第2回(通算45回試験) 4.5%
平成28年第1回(通算46回試験) 4.1%
平成28年第2回(通算47回試験) 4.9%
平成29年第1回(通算48回試験) 4.9%
平成29年第2回(通算49回試験) 5.8%
平成30年第1回(通算50回試験) 5.4%
平成30年第2回(通算51回試験) 4.7%
令和01年第1回(通算52回試験) 4.5%
令和01年第2回(通算53回試験) 5.8%
令和02年第1回(通算54回試験) 5.8%
令和02年第2回(通算55回試験) 5.6%
令和03年第1回(通算56回試験) 4.2%
この合格率には免除制度を利用した合格者も含まれているため、一回での合格となると更に合格率は低く、気象予報士試験は難関試験と評価できます。
ツイッターでの反応
・気象予報士は芸能人にも人気のある資格です。
免除制度での合格がおすすめ
ここまで気象予報士試験の解答速報についてまとめてきました。「合格率」の項目でも触れましたが、気象予報士試験に1回の挑戦で合格することは、「かなり難しい」と言えるでしょう。
学習時間に余裕がある学生の方は別として、忙しい社会人の方が合格を目指すとなると、やはり「免除制度」を活用して合格を目指すのがおすすめです。
気象予報士試験の免除制度
気象予報士試験には、試験の免除制度があります。上記で説明した通り、気象予報士試験は「学科一般知識・学科専門知識・実技」の3つの分野の試験に合格する必要があります。
合格した分野は2回の試験まで有効で、試験を受ける必要がありません。
例えば、学科試験の「一般」に合格したとします。この後、「専門」、更に実技試験も合格する必要があるのですが、2回目までは「一般」が免除されます。
その意味では、段階的に受験できるのでメリットもありますが、2回という制限には注意しないといけません。
引用 資格スクエア気象予報士講座「気象予報士とは?」
もちろん合格科目には有効期限があるため、結局は集中して学習する必要はありますが、「一般知識」「専門科目」(以上、学科試験)「実技試験」の3科目を段階的に突破するのも合格戦略のひとつと言えます。
受験生の方のライフプランに合わせて、合格戦略を検討されてみてはいかがでしょうか。