2015年11月8日(日)に実施された平成27年度行政書士試験。昨年度の本試験は民法を中心にかなり難しく、合格基準に対して補正措置が採られた。さて2015年度の本試験の難易度はどうだったのか。
この点について、LEC東京リーガルマインド行政書士講座の横溝慎一郎先生の講評動画「横溝講師による平成27年行政書士本試験の総評!」が公開された。行政法、民法、商法・会社法、憲法、多肢選択式、一般知識と科目別にコンパクトに解説している。
さて今回の行政書士試験だが、ネット上の声を集約してみると以下のようになる。
- 行政法は標準的で内容で、得点源にしたい
- 民法は昨年度よりは簡単だが、それでも例年よりは難しい
- 商法・会社法は難しい
このように今年の本試験の合格を狙うのならば、「行政法を得点源とし、残りの科目で失敗しない程度に得点を重ねる」、これが理想的な得点プランのようだ。
もっとも本試験終了から時間も経っていない。したがって受験生の方には、まず解答速報で択一等の得点を計算し、LEC行政書士講座、TAC行政書士講座や伊藤塾等で実施されている無料成績診断サービスで正確な情報を得るようにしたい。またスクールにより40字記述式の無料採点サービスを行っているところもある。ぜひこちらも併せて利用することをおすすめしたい。
■ LEC横溝慎一郎講師による講評動画(2015年本試験の翌日に収録されたもの)