令和6年度宅建試験の合格発表がされた。解答速報では、合格推定点37点が有力だったが、予想通りの結果に。
【令和6年度】合格ライン・合格率など試験結果
2024年11月26日に不動産適正取引推進機構(宅建試験の実施団体)から発表された試験結果をまとめたい。
令和6年度 | |
---|---|
合格ライン | 50問中37問 (登録講習修了者は45問中32問) |
合格率 | 18.6% |
合格者数 | 44,992人 |
なお、宅建士として活躍するには、「宅地建物の取引に関する実務経験2年未満の方」は宅建登録実務講習を修了する必要がある(もっと詳しく見る→)。
関連 LEC宅建登録実務講習の口コミと評判は?人気の水野健講師によるポイント解説動画も
最近の試験データもあわせて掲載します↓
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格点 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
2024年(令和6年) | 241,436人 | 44,992人 | 37点 | 18.6% |
2023年(令和5年) | 233,276人 | 40,025人 | 36点 | 17.2% |
2022年(令和4年) | 226,048人 | 38,525人 | 36点 | 17.0% |
2021年10月試験 | 209,749人 | 37,579人 | 34点 | 17.9% |
2021年12月試験 | 24,965人 | 3,892人 | 34点 | 15.6% |
合格点(合格ライン)に注目しがちだが、合格率が大切だ。年度より難易度の差はあるものの、合格率は20%弱が定番なのだ。つまり上位5分の1に入ればいい。
宅建合格者の私から言わせていただくと、記念受験や準備不足で本番を迎える受験生が多いため、実際にはガチ勢の2人に1人が合格する感覚。
このようなイメージを持つことで、今度こそ合格できそうだ、そんな気持ちになってくれたらうれしい。
再受験生におすすめの解説動画、来年の合格に向けて
本記事で一番伝えたい部分だ。5ちゃんねるでは宅建試験は簡単とされるが、実際には受験生の8割近くが不合格になる難関試験だ。
そこで来年の合格に向けて、おすすめの解説動画をまとめたい。
「やる気」だけではダメ。今年の試験を分析することが、合格への第一歩です。
LEC宅建講座「本試験解説会」
宅建試験の指導歴39年という業界屈指の大手予備校・LEC宅建講座による令和6年度宅建試験の解説動画「本試験解説会」。
LECでは、解答速報会、合格基準点予想会など令和6年度宅建試験の分析動画を複数公開していているが、今回の動画は集大成ととらえて、ぜひ視聴をおすすめする。
解説講義は、LEC宅建講座の人気講師・水野健先生です↓
【LEC宅建士動画】令和6年度 宅建士試験 本試験解説会
アガルート
令和5年度宅建試験の合格率64.8%(全国平均の約4倍受かりやすい)という高い合格実績1のアガルート宅建講座。
「【衝撃の合格率!令和6年度宅建試験】合格発表を受けて、今年の試験の振り返りと令和7年度試験に向けた対策を解説します。」という動画を合格発表に合わせて公開。
林裕太先生(元資格の大原)や工藤美香先生など、アガルート宅建講座の実力派講師陣による総評「所感・ 令和7年度に向けて」。
00:00 はじめに
00:57 合格情報
04:41 講師の所感・
令和7年度に向けて
17:41 YouTube受講相談会ライブのお知らせ
20:00 受験された方へのメッセージ令和6年(2024年)宅建試験の合格発表を受けて、アガルートの林裕太講師と工藤美香講師が「合格率や合格基準点」「今年の傾向」「2025年へ向けた対策」などを解説しました。
是非ご覧ください。
引用 YouTube
有力講師の所感
LECやアガルートなど大手予備校に所属する有力講師の方の感想はこちらが便利。
宅建講師ブログ | 試験部
フォーサイト・資格の大原・ゼミネット・LEC東京リーガルマインド・クレアール・宅建みやざき塾など講師ブログの最新記事です。講座の特長も。
shikaku-pass.net
資格の大原
「本気になったら大原」でおなじみの資格の大原。データを提示しながら、令和6年度宅建試験の分析を行っている。
試験結果の概要、正答率の分析および今後の対策、と再受験生の方にピッタリの分析動画です
【動画】令和6年試験の合格発表を受けて、資格の大原・宅建講座
【まとめ】独学はダメ、大手の通信講座で効率的に勉強を
ここまで令和6年度宅建試験の合格発表、および分析動画について見てきた。
再挑戦される方は、これからスタートを切るわけだが、独学だけは避けたい。最近では大手予備校でも受講料の安い通信講座があるので、ぜひ受講をおすすめしたい。
- 合格率は合格発表後のノベルティ付きアンケートの回答に基づく。有料受講生の合格率であり、資料請求のみ、無料講座受講生等の方は含まず。 ↩︎