不動産系の人気資格である宅建。国家資格の中では比較的合格が簡単とされる宅建だが、宅建士への格上げも含め、しっかりとした試験対策の学習をしておかないと合格は難しい。
そんな宅建だが、試験対策の学習をスタートするに当たり、まずは得意科目を作ることをおすすめしたい。早期の段階で得意科目を作っておくことで、自信がつき、今後の学習も精神的に楽になる。
そして得意とすべき科目だが、配点の高い権利関係や宅建業法が妥当だ。中でも宅建業法は暗記科目が強く、記憶だけで得点につながる傾向が高いため、得意科目にしやすい。
一方で権利関係は、膨大な民法に借地借家法など、学習範囲が実に広範になっている。したがって成果が表れる前に自信を失ってしまうケースもあるのではないだろうか。
もちろんスクールのスケジュールに従い学習を進めていけば効果的だが、少しでも早く学習効果を実感してみたい、そんな受験生の方には宅建業法を得意科目にすることをおすすめしたい。