年に2回実施される第二種電気工事士試験(筆記および実技)。その筆記試験の解答速報(模範解答)についてまとめたい。
解答速報
試験実施団体(電気技術者試験センター)
まずは第二種電気工事試験を実施する「一般財団法人 電気技術者センター」。こちらのページでは上期および下期の筆記試験と技能試験の解答が掲載されている。
▲ 第二種電気工事士試験を実施する電気技術者センター(画像は「試験の問題と解答」ページから)
ユーキャンの解答速報
第二種電気工事士講座を開講するユーキャンによる解答速報。なおユーキャンの解答速報だが、2016年6月5日に実施された平成28年度上期筆記試験を最後に更新が止まっている(2018年6月現在)。
今後、解答速報の更新については分からないが、関心ある受験生の方はアクセスしてみると良いだろう。
▲ ユーキャンの解答速報ページ(画像は公式サイトから)
おすすめの試験対策講座まとめ
この第二種電気工事士であるが受験制限こそないものの、筆記試験・技能試験共に合格率は6割前後。十分な試験対策を採らないと合格が難しい試験である。
JTEX(ジェイテックス)、費用が安く、DVD講義+技能試験向け教材+提出レポートありで4万円台
最初におすすめしたいのが、技術系の職業訓練法人JTEX(ジェイテックス)である。JTEXは電気系資格だけでも、電気工事士一種・二種、電検一種・二種・三種、電気工事施工管理技士など豊富なラインナップである。
JTEX第二種電気工事士講座の内容だが、次のようになっている(2018年6月現在)。
- テキスト3冊(上巻・中巻・下巻)+別冊1冊
- レポート(提出回数4回)
- 【公表問題対応】二種電工技能試験完全収録・DVD付き(オーム社)
- ※ 試験セット「公表問題対応 試験セット」(電気ライセンス)
- 受験の手引き(別冊に添付)
※ 試験セットとは、試験団体の公表問題を元に、教材を用意したもの。ビニル絶縁ビニル外装ケーブルや配線用遮断器、差込型コネクタなどがセットになって用意されている。つまり教材が届いた日から、すぐに実技試験の勉強ができる。
また技能試験の作業手順を詳細に解説したDVD教材や、学習の理解度確認に役立つレポート提出(4回)など、自宅でも充実した試験対策の勉強ができる。
なおJTEXでは、テキストの無料立ち読みや、受講して合格された方の声も掲載。こちらも併せて参考にされると良いだろう。
▲ JTEX第二種電気工事士講座から。なおJTEXではDVD講義と試験セットがない「第二種電気工事士受験講座」も。こちらは受講料が更に安くなっている。
口コミと評判は?
ここでJTEXを利用された方の口コミと評判をご紹介したい。
JTEXのホームページをご覧になるとお分かりになるが、20代や30代の若い世代はもちろんのこと、60代の方も受講している。この点からも教材がわかりやすいと思われる。
このほか公式サイトでは、受講生の声が多数掲載されている。受講を検討されている方は、一度ご覧になることをおすすめしたい。
ユーキャン、本科講座のほか技能試験コース、8回の添削指導で技能試験の合格を目指す
おすすめといえばユーキャンの通信講座。テレビCMで芸能人が各種資格にチャレンジするなど、初学者にやさしいユーキャン。そのユーキャンの第二種電気工事士講座も分かりやすいのが特長だ。
まずメインとなる本科講座(筆記+実技試験向け)だが、次のような内容になっている。
- メインテキスト 7冊
- 添削 8回(筆記総合模擬試験1回・技能添削1回を含む)
- DVD「プロが教える技能試験対策」
なんといってもユーキャンのおすすめポイントは「添削」だろう。ご自分の理解度・到達度が分かるし、指導者による添削で「弱点把握」や「やる気アップ」にもつながる。
また技能試験向けに、「練習材料」も用意。つまりこんな感じで学習が進む。
- 「プロが教える技能試験対策(DVD教材)」を見ながら課題を完成させる
- 「添削課題」を完成させ、提出する
- 添削指導を通して、弱点の克服、得点力アップを狙う
いかがだろうか、無理なく実技試験向けの学習ができそうだ。何より指導者による添削があるので、独学とは比較にならない学習効果が期待できる。
またユーキャンのホームページでは、受講された方の声も掲載されている。こちらも参考にされるといいだろう。
【まとめ】40%は不合格になる試験、効率よく合格を目指したい
ここまで第二種電気工事士試験の解答速報(模範解答)と、おすすめの試験対策講座についてまとめてきた。
第二種電気工事士試験の合格率は約60%前後。言いかえれば40%近い受験生の方は不合格になる。筆記試験だけならば、独学でも対応できるかもしれない。
しかし実技試験を含めて効率よく合格を目指すならば、指導経験豊富なJTEX(ジェイテックス)やユーキャンの通信講座などの受講がおすすめだ。
どちらも充実した教材・カリキュラムが特長。ぜひ比較してご自分に合った講座で、第二種電気工事士試験の合格、さらに第一種電気工事士試験の合格も目指して頂きたいと思う。