イメージで覚えられる!
土地の単位に1ヘクタール(1ha)と1アール(1a)がある。1ha=10,000㎡、1a=100㎡なのだが、ピンとくるだろうか。
聞けばわかりますが、覚えられません
1ヘクタールは小学校の校庭でイメージ
このように考えてもらいたい。1ヘクタールは10,000㎡、つまり100メートル×100メートルの広さ。
つまり小学校の校庭をイメージしよう。
納得です
1アールは学校の教室でイメージ
そして1アールは100㎡、つまり10m×10mの面積である。
これは学校の教室をイメージすれば良い。
このように1ヘクタールは「学校の校庭」、1アールは「教室の広さ」をイメージすれば、かなり実感を持って理解できるのではないだろうか。
ここがポイント
機械的に暗記するのではなく、身近なものでイメージしよう!記憶にも残りやすい!
補足だが、日本の農家の一戸当たり経営耕地面積(販売農家)は1.49ha(平成24年、農林水産省調べ)である。つまり校庭1.5個分である。
「これではアメリカやオーストラリアなど外国の大規模農家には勝てない」、1ヘクタールを校庭のイメージに置き換えることで、このような統計も理解しやすくなる。普段の学習においても実践してみよう。
接頭語(ヘクト)で理解を深める!
ヘクタール(ha)とアール(a)の違いは?そうaの前にhがついている。
このhであるが、ヘクト(h)という接頭語。今回のヘクタールのほか、ヘクトパスカルなど天気予報で聞いたことはないだろうか。
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ヘクトは100倍を意味する
接頭語のヘクトは100倍を意味する。つまり1ヘクタールは1アールの100倍になる。
田舎の広めの小学校の校庭なら、教室100個分はあるのではないだろうか。そんなイメージでも覚えられそうだ。
このほかの数字に関する接頭語もマスターしておこう!
大きくなる接頭語として、次のようなものがある。
10倍 デカ
100倍 ヘクト
1000倍 キロ
1000000倍 メガ
1000000000倍 ギガ
メガを1000倍したものがギガ。パソコンの容量で1メガバイトとか1ギガバイトとか聞いたこともあるはず。正確には1024メガバイト=1ギガバイトなのだが、何となく1000倍というイメージはつかめるだろう。
反対に小さくなる接頭語もマスターしておこう。
1/10 デシ
1/100 センチ
1/1000 ミリ
1/1000000 マイクロ
1/1000000000 ナノ
マイクロやナノとか、なじみのある接頭語もある。商品名についているケースも。
このように身近な商品を通して接頭語をマスターすることで、理解がぐっと進む。数学検定の勉強でもイメージを活用することをおすすめしたい。
【参考動画】「アール・ヘクタール ここを掴めば大丈夫!」