この世の中には合格まで何年もかかる資格試験がある。法律系ならば司法試験や司法書士、会計系ならば公認会計士や税理士などである。
このような難関試験に合格するためには、
- 基本テキストや教科書を読み込む
- 作ったノートを何度も復習する
- 仲間を作り情報交換をする
これが鉄則だった。
しかしこれは「全くの間違いであり、最短時間で一発合格を目指すならばやってはいけない」と異を唱えるのが、弁護士の福田大助さんだ。
ここで福田大助先生について紹介しておこう。福田大助さんは東京大学卒業後、日本航空に勤めながら短期間で司法試験に合格。そんな福田大助先生の合理的な学習法は数多くの著書で紹介された。またWセミナー(旧、早稲田セミナー)でも受験指導していた時期もある。
そんな福田大助先生は、難関試験に一発合格するには、
・教科書・基本書は、じっくり読むな
・一度書いたノートは、すぐ捨てろ
・仲間は作るな!一人で勉強しろ
と説いている。少し極端な感じもするが、本書を読むとその合理的な考え方や学習法に共感するに違いない。
司法試験や司法書士試験など難関試験になかなか合格できない、そんな受験生の方に役立つことだろう。
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