2016年10月2日(日)に実施された第50回(平成28年度)通関士試験の合格発表が、試験実施団体の税関(財務省)より発表になった。
気になる試験の結果だが、合格率は9.8%。前年度の10.1%とほぼ同じ水準となった。また合格基準(合格ライン)は以下の通りになっている。
合格基準
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関書類の作成要領その他通関手続の実務 満点の55%以上
各科目の合格基準は例年満点の60%であることが多かったが、最近では50%や55%になったケース(第49回試験)もあった。
以下、第50回通関士試験の結果について、税関ホームページより引用したい。
受験申込者数 :9,285人(前年比 92.7%)
受験者数 :6,997人(前年比 92.3%)
[うち試験科目の一部免除を受けた者]
1科目免除:660人(うち公務員で免除を受けた者8人)
2科目免除:206人(うち公務員で免除を受けた者69人)
合格者数 : 688人(前年比90.1%)
合格率 :9.8(前年10.1%)引用:税関ホームページ
http://www.customs.go.jp/tsukanshi/50_shiken/50shiken_kekka.htm
なお今回の通関士試験の合格者に対しては、受験地を管轄する各税関から「通関士試験合格証書」が送付される予定になっている。
過去の科目別合格ライン(通関業法・関税法等・通関実務)
第49回試験(平成27年度)
通関業法 満点の55%以上
関税法等 満点の55%以上
通関実務 満点の50%以上
第48回試験(平成26年度)
通関業法 満点の60%以上
関税法等 満点の60%以上
通関書類の作成要領その他通関手続の実務 満点の60%以上
過去の合格率
第49回 764名 10.1%
第48回 1013名 13.2%
第47回 1021名 11.7%
第46回 769名 8.6%
第45回 901名 9.9%
ここまで2016年(平成28年)11月25日(金曜日)に発表になった第50回通関士試験の合格発表について見てきた。今回の試験、そして過去の通関士試験の合格率を見ても分かるように、通関士試験の合格は決して簡単ではない。
したがって残念ながら第50回試験に不合格になり、第51回試験の合格を目指される受験生の方は、学習計画を立てぜひ合格を勝ち取って頂きたい。
第51回通関士試験の法改正について
なお平成29年に実施される第51回通関士試験において、試験実施団体の税関から注意が促されている。これは出題科目の一部で法改正が反映されているもの。来年度受験される方は目を通されることをおすすめする。
次回(第51回)通関士試験の出題範囲について
通関士試験の出題範囲は、例年、試験実施年の7月1日現在で施行されている法律等ですが、次回(第51回)通関士試験については、輸出入申告官署の自由化及び通関業制度の見直しが反映された条文※を出題範囲とする予定です。出題範囲については、次回(第51回)通関士試験受験案内及び公告にて正式にお知らせしますが、あらかじめご承知おきください。※ 「輸出入申告官署の自由化及び通関業制度の見直しが反映された条文」とは、関税定率法等の一部を改正する法律(平成28年法律第16号)附則第1条第4号において同法の公布の日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定める日から施行するものとされる規定(輸出入申告官署の自由化及び通関業法改正に係る規定)が施行されたものとした条文となります。また、当該条文に関連する政令及び省令等も、同様の出題範囲となる予定です。
引用:税関ホームページ
http://www.customs.go.jp/tsukanshi/50_shiken/50shiken_kekka.htm