いよいよ学習に入りました。入門講座全体構造編第1回です。入門講座は全部で105回用意されており、1回の講義が3時間です。途中に10分間の休憩が入ります。
Web通信(オンライン)では倍速で聞くことができるのですが、私の場合は1.2倍速で聞き、途中の休憩を飛ばして全体として2時間30分で聞くこと出来ました。第1回を受講した印象は、工藤北斗先生の凄さです。
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司法試験も予備試験も合格を大きく左右するのは論文試験なのですが、入門講座全部聞けば論文試験は合格できるとお話しされていました。話を聞くと豪語ではなく、合理的に合格できる印象を持ちました。やはり工藤北斗先生は切れ味鋭く、工藤クラスを選んで正解だと思います。
この全体構造編は全3回から構成されており、今回の第1回は「法学入門」と「司法試験と予備試験の合格まで」、そして民法の全体像の「人」までを学習しました。
法学入門では、条文の読み方や語句の使い方など基礎の基礎から説明をして頂きました。そして法律の構造(要件と効果)、法的三段論法なども分かりやすかったです。関連して要件事実まで話が展開します。また判例の重要性と、司法試験論文試験の合格には「判例の射程の及ぶ範囲」を押さえることが大切だと理解できました。
(写真は工藤北斗先生による入門テキスト「全体構造編」ほか)
次に司法試験と予備試験の試験概要に及びます。簡単な試験制度の説明に加え、「出題趣旨」や「採点実感」などの解説も。ここでは書けませんが、学者・大学教授に関する話が興味深かったです。
また予備試験の思わぬ落とし穴になる「一般教養科目」や「英語」の重要性も。今から時間を見つけて並行して学習しないといけませんね。予備試験の論文試験は「問題は簡単だが、合格は難しい」との指摘も。なぜ合格が難しいのか、もう少し詳しい理由・説明があると良かったと思います。
ここで工藤クラスの最短合格者(予備試験短答式)の話も。1月から入門講座を受講し、1日5コマを2倍速で学習し、5月の予備試験短答式に合格したそうです。確かに工藤北斗先生の入門講座は内容が濃そうなので、頑張れば短期合格も夢ではありません。
この他に法科大学院の適性試験や法学既修者試験について解説がありました。記事が長くなるので割愛します。
そして最後は民法に入ります。「民法の全体像」とパンデクテン方式、民法の指導原理、人まで学習して第1回が終わります。倍速で聞いて2時間30分の内容でしたが、時間が短く感じられました。工藤北斗先生のスピード感ある話に加え、内容自体が切れ味鋭く知的好奇心が刺激されるものでした。これならば最後まで受講できると思います。
【平成27年10月追記】その後、工藤北斗先生はアガルートに移籍されました。現在LEC予備試験講座で入門講座を担当しているのは、元早稲田セミナー(Wセミナー)時代を含めて20年以上の指導経験がある千葉博先生や、平成27年司法試験に上位2桁合格をした永野康次先生などです。LEC入門講座の詳細はこちら