今年5月に実施される司法試験予備試験短答式試験まで残り時間もわずか。最後の総復習に入っている受験生の方も多いと思われる。予備試験の短答式対策で重要なのは言うまでもなく「条文知識」と「重要判例」の知識である(テーマによっては「学説」の知識も)。
この短答式試験向けの学習法だが、入門講座などのインプット講座の受講、あるいはC-bookや試験対策講座(シケタイ)などを読み、過去数年分の短答式過去問を解く。そして理解が足りない分野や、手薄になっている箇所、短答プロパーの知識等を、LECの完全整理択一六法などの逐条書で確認するのが効果的だ。
特にLEC完全整理択一六法に収録されている情報量はかなり多く、本シリーズをマスターすれば高い得点が期待できるだろう。むしろオーバースペックになるかもしれない、と受験生の声も聞こえるほどだ。
▲ LEC完全整理択一六法「商法」から。この完全整理択一六法シリーズでは過去の出題分野の明示や、重要部分が分かりやすい2色刷りがされている。また購入者特典として最新判例インターネットフォローも用意。
したがって過去問と択一六法の繰り返し学習で、短答式試験の突破が見えてくるわけだが、学習の際には理解度や知識の定着度の確認も行いたい。
そんな知識の確認におすすめなのが、LEC東京リーガルマインドの「司法試験予備試験 重要判例WEB無料実力診断模試」である。これは無料で実施されている模擬試験「無料実力診断模試シリーズ」のひとつであり、この中の「重要判例WEB無料実力診断模試」は2017年5月31日(水)まで受験が可能となっている。
▲ LECサイト「無料実力診断模試」ページから。予備試験のほか、公認会計士、司法書士試験、宅建士などの無料模試が期間限定で受験できる。
この無料模試だが、タイトルにもあるように重要判例の知識を問う内容になっている。したがって判例知識について、弱点分野の発見に役立つだろう。
重要判例 WEB無料実力診断模試
重要判例が身に付いているか今すぐチェック!
予備試験では判例の知識が多く問われます。細かい学説を覚えるよりも、まずは重要な判例を覚えることが合格の近道です。そこで、予備試験受験生必須の重要判例を1問1答形式で出題していきます。以上、LECサイトから引用
http://www.lec-jp.com/system/free/moshi/
そして受験生の方で、次のような悩みを持つ方にも今回の無料模試をおすすめしたい。
【無料】重要判例 WEB無料実力診断模試
重要判例理解度チェック!あなたはしっかり理解できていますか?■「弱点補強対策といっても、自分の弱点がよくわからない」
■「弱点はなんとなくわかるが、どんな対策をとったらいいのかわからない」
■「自分では弱点補強対策をしているつもりだが、十分かどうか不安がある」
■「今年は是が非でも合格したい、的確に弱点補強したい」いずれかひとつにでもあてはまるあなた、是非チャレンジ!
あなたの弱点と、それに対する補強対策を診断します!以上、LECサイトから引用
http://online.lec-jp.com/shop/goods/100049885/
また論文試験対策としての活用もおすすめだ。判例百選や重要判例解説そして最高裁判所判例解説(調査官解説)など各種重要判例を読み込んでいるハイレベルな受験生の方もいらっしゃると思うが、このような学習はインプット中心であり、知識の定着具合が分からない。またマンネリになり思ったほどインプットが進まないケースもあるだろう。したがって判例学習のアウトプット確認としての活用を期待したい。
今回の「司法試験予備試験 重要判例WEB無料実力診断模試」の利用方法であるが、商品ページから進み、受験するだけ。パソコンはもちろんスマホでの受験も可能だ。なお受験は無料だが、MYページに登録する(無料)必要がある。
予備試験短答式試験は最大の関門である論文試験の全段階であり、足きりにならなければ良い。出題範囲の広さ、そして論文試験対策の学習とのバランスなど苦慮する受験生の方も多いだろう。しかし重要条文と重要判例の知識をマスターすれば、決して難しい試験ではない。その短答式対策に今回の無料模試の活用を、本試験の突破を目指す受験生の方におすすめしたい。LEC重要判例WEB無料実力診断模試の詳細はこちら