記述式をマスターするのは難しい!本書が橋渡しに
司法書士試験の記述式は、司法書士として実務で作成する「申請書」を作れるかどうかを問う試験。つまり、試験に合格すれば即仕事ができるかどうかの審査をされている。
しかし、初学者にとっては、この記述式をマスターするのは難しい。択一式の知識があっても、それを記述式の解答に落とし込む方法がわからないからだ。
また、問題文の情報量が多く、どの情報を使うのか、どの登記申請が必要なのかを的確に判断するスキルも求められる。

そのため、記述式で得点できるようになるには、段階的に練習を積み、場数を踏むことが不可欠だ。
そこで役立つのが、LEC司法書士講座の「司法書士 合格ゾーン 記述式 ステップアップ問題集」だ。本書は、初学者が記述式をマスターするための「橋渡し」になると断言する。
配点が140点に倍増!記述式の重要度が格段に上がった
司法書士試験の記述式問題の配点は、令和6年度から大幅に増加した。
これは、試験全体の4割近くが記述式の得点で決まることを意味する。択一の知識だけでは合格は難しくなり、記述で得点できるかどうかが合否を分けるポイントとなる。
参考 LEC司法書士講座「司法書士試験 筆記試験 記述式問題の配点変更を受けて」

筆記試験の配点は、午前の部(択一)105点、午後の部(択一)105点、記述式140点です。
記述式を攻略するためには、本番を意識した問題を数多く解き、書く力を鍛える必要がある。本書は、段階的に記述の力をつけられるように設計されており、記述対策が不安な受験生にとって最適な問題集だ。
「LEC司法書士 合格ゾーン 記述式 ステップアップ問題集」のメリット3つ
ファーストステップで基礎を固める
記述式が苦手な受験生の多くは、どの雛形を使えばよいのか、どの情報が重要なのかがわからない。本書の「ファーストステップ」では、過去問の論点を整理し、基礎レベルの問題を収録。
基礎固めを徹底することで、記述式の解答の流れがつかめるようになる。
セカンドステップで本試験レベルの問題に挑戦
記述式を得点源にするためには、本番と同じ形式の問題を解くことが欠かせない。そこで「セカンドステップ」では、本試験に近い問題を10問収録しており、以下のポイントを強化できる。
本試験では、問題文の中に必要な情報が点在しており、情報を整理する力が求められる。セカンドステップを解くことで、実戦的な問題処理能力を身につけることができる。

つまり2段階で無理なく記述力を引き上げます。
【根本正次先生のガイダンス動画】司法書士試験、新刊!記述式ステップアップ問題集〔不動産登記法〕・〔商業登記法〕
2025年1月に発売された『司法書士試験 ステップアップ問題集〔不動産登記法〕・ 〔商業登記法〕』を監修者・根本講師が解説!
基本(ファーストステップ)から本試験レベル(セカンドステップ)まで無理なく実力アップできるように構成。
全問新作・オリジナル問題を30問収録しているので、記述の問題を多く解きたい方におすすめの書籍です。
引用YouTube
最新の法改正にも対応!試験直前まで使える
司法書士試験の記述式は、法改正の影響を強く受ける。古い情報のまま学習すると、実際の試験で誤った申請をしてしまうリスクがある。
本書は、令和7年4月1日までに施行が確実な法令に対応しており、試験直前まで安心して使える。

口コミと評判
ここで口コミと評判をまとめる。「記述の基礎を学び直せる」「本試験レベルの問題で実力を試せる」「根本講師の解説がわかりやすい」「法改正対応で安心」と言った声が多い。

根本先生が作成した記述問題集なので、中身を確認せず期待を込めて購入しました。届くのが楽しみです。(引用、LECオンライン)

分かりやすく良かった(引用、LECオンライン)

択一式の過去問題集の解説などレックの書籍は非常にわかりやすく、また使い勝手がよいため記述式についてもレックの書籍を選びました。
司法書士試験では記述式の配点変更もあったこともあり十分な準備が必要かと思います。
ある程度記述式のひな形の学習は完了しているものの記述式の本試験レベルになるとさまざまな書類から必要となる書式をすばやく導き出す必要があるためこの書籍を繰り返し使って本試験で対応ができるレベルまで持っていけるよう頑張りたいです。(引用、LECオンライン)

新作が届きました。早速、興味深々な気持ちでページをめくりました。ファーストステップに選ばれたひな形論点の20項目、今はまだ記述することができないものばかり、これからしっかりと身に付けていくことが楽しみになりました。そしてセカンドステップの新作オリジナルの10問、今から解くのが楽しみです。問題用紙と答案用紙がダウンロードできるのは大変ありがたいオプションです。実際に文字を記述する訓練ができます。さすがLECの新作です。こうした期待を裏切らないところがLECを選んだ理由です。(引用、LECオンライン)
こんな受験生におすすめ

下の状況にあてはまったら、ぜひ本書で記述式の強化を!
- 記述式の勉強を始めたばかりの方→ ファーストステップで基礎固めができる
- 択一の知識はあるが、記述の点数が伸び悩んでいる方→ 論点・雛形を整理し、解答プロセスを強化できる
- 本試験形式の問題を解いて実力を試したい方→ セカンドステップで本番を想定した演習ができる
- 令和6年度以降の試験を受ける予定の方→ 配点が140点に増えた記述対策に最適
- 法改正対応の最新問題で勉強したい方→ 試験直前まで使える問題集を探している方におすすめ

【まとめ】記述式の突破に
司法書士試験の記述式は、最初は難しく感じる。しかし、正しい学習法と十分な演習を積めば、確実に得点できるようになる。
「LEC司法書士 合格ゾーン 記述式 ステップアップ問題集」は、
- 基礎から応用まで段階的に学べる
- 本試験レベルの問題で実力を試せる
- 法改正対応で試験直前まで安心して使える
記述式で点数を取るためには、演習を繰り返し、場数を踏むことが重要だ。失敗をおそれず、本書で実力をつけ、ぜひ8月の筆記試験の突破にむけて頑張ってほしい。