不動産系資格の中で、合格が簡単とされる宅建試験。ネット上ではお手軽資格と揶揄(やゆ)されるが、合格は思っている以上に難しい。不合格者数は毎年10万人以上、さらに来年は宅建士への格上げで、今年の駆け込み受験者が増えている模様だ。
そんな難関資格と言っても過言ではない宅建試験に合格するには綿密なシミュレーションが必要になる。時間配分ならば市販の模擬試験で対応できるが、多くの受験生に囲まれ極度の緊張感を体験するならば、公開模擬試験の利用が不可欠である。特に緊張でお腹が痛くなるタイプの受験生の方は「前哨戦」として受験しておきたい。
そして全国規模の模擬試験と言えば、ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座の「The Open MOGI」である。一番の特長は最大級の点。通信教育の大手・ユーキャンのみならず、不動産系資格の指導に定評がある日建学院、「パーフェクト宅建」や「楽学宅建」などでお馴染みの住宅新報社との共同開催と言えば、その規模の大きさが分かるだろう。
そのThe Open MOGI、平成26年度は8月19日(火)申込み期限となっている。お盆休みで頭がボケている受験生の方も多いだろう。中間目標として、そして本試験のシミュレーションとしてフル活用して欲しい。なお実施日時は平成26年9月23日(祝)で、詳しい解答解説集やDVDによるポイント講義、診断成績表などが用意されている。