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2016年行政書士試験記述式!難易度・講評・採点基準・キーワードは?【動画解説も】

2016年11月15日

2016年11月13日(日)に実施された行政書士試験。最近の国家資格試験では、司法書士試験や社労士試験などで試験の難化が続いており、平成28年度行政書士試験の難易度に注目された。

その行政書士試験の難易度であるが、一般知識は別として、法令科目は全体的に「標準的~やや易しい(民法の一部の問題を除く)」レベルとなった。その一方で受験生の方が解きにくいと感じられたのが「40字記述式問題」である。

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この記述式は300点満点中の60点を占める分野であり、うまくキーワードを含めるなど答案を作れれば合格ラインの突破に近づく。そんな記述式問題の難易度が上がった形だ。

試験が難しい
(画像はイメージです。)

そして厄介なことに、記述式試験の採点基準は一切公表されていない。一般的には要求される「キーワード」が過不足なく書ければ合格点レベルの答案になると考えられるが、択一科目の難易度によって採点基準も厳しくなるケースもあるため、何とも言えない。

そこで受験生の方におすすめの講評記事を紹介したい。大手試験対策講座による講評や受験指導を行っている講師の方による記事である。なお大手スクールを中心に期間限定で、40字記述式問題の無料採点サービスを行っている。これについては次の記事を参考にして頂きたい。

【行政書士試験】2023記述式無料採点サービス、LEC・フォーサイト・TAC・辰巳講評動画・有力講師の採点予想まとめ

合格を左右する記述式 行政書士試験において大きな配点を占める記述式問題。300点満点中の60点という配点なので、出来次第で合否が決まると言っても過言ではない。 平成18年から試験制度が大きく変わった行 ...

フォーサイト行政書士講座

分かりやすいフルカラーテキストでお馴染みのフォーサイト行政書士講座でも、試験講評【速報版】が公開されている。

この講評から一部引用すると「近年では難しい記述問題でした」「記述式は、(中略)今回は難しかったと思います」と、やはり難しいとの評価だ。

今回の記述式問題だが、行政法は「過料の問題」など、民法は受験生の方に馴染みの少ない「財産分与」が出題された。それぞれについて、フォーサイトの講評で説明がされているので、「どのような知識が問われたか?」など分析したい方は参考にされると良いだろう。

フォーサイト解答速報
▲講評のほか、解答速報の公開も(画像はフォーサイト行政書士講座から)。なお講評ページでは記述式の他、法令科目や一般知識についての解説も掲載されている。

講評動画(福澤繁樹先生が解説)

フォーサイト行政書士講座による講評動画。福澤繁樹先生による解説。なお動画の収録は試験日翌日にされた「速報版」であり、今後難易度等の評価が変わる場合がある。

東京法経学院

東京法経学院行政書士講座による講評。難問と言える問題46について「問題46は、完答は困難かと思いますが、「清算」「扶養」「慰謝料」などのキーワードを上手く使えた方はそれなりの点数がもらえるはずです。今年の記述式はとても難しい内容であるため、多くの受験生が書けていないと推測できます。(東京法経学院サイトより引用)」とある。

なお東京法経学院ホームページでは問題44及び問題45についても、詳しい説明がされている「キーワードが書けたか心配」という受験生の方におすすめ。全科目の講評はこちら(東京法経学院)

講評動画(寺本康之先生が解説)

東京法経学院による講評動画「平成28年度 行政書士試験講評|東京法経学院」。寺本康之先生による解説。収録時間は約28分。

笠原裕明先生(東京法経学院)

東京法経学院・福岡校の笠原裕明先生による講評。笠原裕明先生は「行政書士六法&判例(ダイエックス出版)」や「行政書士 過去問マスターDX(東京法経学院)」など、行政書士試験向けの書籍を数多く執筆されている指導経験豊富な講師の方だ。

その笠原裕明先生による平成28年度記述式問題の講評が、先生のブログで掲載されている。なお掲載されている講評は笠原裕明先生独自の見解であり、東京法経学院の公式見解ではないので注意して頂きたい。

以上から考察すると、本年度の記述式問題の採点は、近年の採点基準ないし厳しい採点基準に従うのではないかと考えています。

引用:行政書士試験受験生応援通信&行政書士かさはら事務所日記
http://hiroohirooyagi.blog54.fc2.com/blog-entry-1080.html

横溝慎一郎先生(LEC行政書士講座)

LEC行政書士講座の横溝慎一郎先生による講評。この講評も横溝慎一郎先生独自の見解であり、LEC行政書士講座の公式見解ではないので注意して頂きたい。

(問題46について)
ただ1つか2つ書けていればよいほうだと思います。3つ書けた人は速報会で見たかぎり皆無でしたね。
受験生全体では、白紙が多いのではないかとみています。

引用:横溝慎一郎行政書士合格ブログ
http://ameblo.jp/mizo-pan/entry-12219229613.html

黒沢怜央先生(元LEC行政書士講座)

黒沢怜央先生の公式ブログでも記述式問題に関する講評が掲載されている。問題44や問題45も掲載されているが、やはり受験生の方の関心が高いだろう問題46について引用したい(こちらの記事も黒沢先生独自の見解)。

問題46
この問題は、明らかに得点させない、記述で点数が跳ね上がらないようにするための対策としての問題です。知らなくて全く問題ありません。
自分も・・・そんな判例あったな~ぐらいのもんで、離婚の財産分与って、こういう性質あるよな~と思いながら解答しました。でも意外とそんな感じで書いたとしても、内容的には正解するのではないかと思います。

引用:記述式問題の解説
http://ameblo.jp/reo-tokyo/entry-12219237110.html

林裕太先生(アガルート)による動画解説

元資格の大原・行政書士講座の講師で、現在はアガルートアカデミーで講義を担当する林裕太先生による解説「平成28年度 行政書士試験 本試験 記述解説会」。前半・後半合わせて90分のボリュームある内容。

平成28年度 行政書士試験 本試験 記述解説会(前半)

後半

森広志先生(伊藤塾)による動画解説

元資格の大原講師で、現在は伊藤塾行政書士講座で講義を担当する森広志先生による動画解説「本試験科目別 振返り講義 森 講師 記述式(行政法・民法)」。

山田斉明先生(元伊藤塾)による動画解説

元伊藤塾行政書士講座の講師で、現在はリーダーズ総合研究所(辰巳法律研究所)で講義を担当する山田斉明先生による動画解説「『2016年度本試験ワンポイント解説講義 記述式』 (山田斉明先生) [行政書士試験]」

TAC行政書士講座

小池昌三先生や神田理生先生など精鋭講師陣が在籍するTAC行政書士講座では、試験講評が公開されている。その記述式の講評であるが「記述式ですが、行政法の問題44、民法の問題45は易しいですが、民法の問題46は超難問です。(TAC講評より引用、2016年11月15日現在のもの)」とある。

試験終了後には「民法の記述式が難しかった」という受験生の声が多かったようだが、やはり問題46はかなりの難易度だと評価できそうだ。なお記述式の各問題について、「出題分析」「目標得点」などが詳細に解説されているので、TACの講評を参考にされると良いだろう。TAC講評はこちら(解答速報ページ)

TAC講評(解答速報ページ)
▲記述式のほか、総評・各法令科目・多肢選択式・一般知識の解説もされているTAC講評(画像は解答速報ページから)

まとめ

ここまで平成28年度行政書士試験の記述式問題の講評について見てきた。確かに40字記述式は60点と言う高い配点で、記述式の得点次第で合格ラインの突破は見えてくる。

しかし今年の本試験では法令を中心に解きやすい問題が多かった。したがって「標準的な問題を確実に得点する」ことが大切だ。

また今後について受験生の方がすべきことは、ただひとつ。大手スクールの無料成績診断を利用して正確なデータ・情報を把握することだ。今年度はTAC行政書士講座・LEC行政書士講座・伊藤塾などが実施している。なおどのスクールも期間限定での実施となっているので、早めの利用をおすすめしたい。

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また行政書士講師ブログでは、伊藤塾講師やアガルート講師によるコメント記事も案内されている。こちらも併せて参考にされると良いだろう。行政書士講師ブログはこちら

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