2015年12月29日(日)に実施された平成27年度管理業務主任者試験の合格発表が、2016年1月22日(金)に試験実施団体である一般社団法人マンション管理業協会からされた。
気になる合格ラインだが34点となっている。過去の管理業務主任者試験では、合格ラインが32点と言う難しい年度もあったが(平成25年度)、今年度においてはそのような傾向はなかった。
今回の試験結果
受験申込者数 20,317人
受験者数 17,021人
受験率 38.3%
合格者数 4,053人
合格率 23,8%
合格ライン 34点(一部免除者は29点)
講師などの反応・講評など
元LEC、現在はユーキャン等で活躍する平柳将人先生の公式ブログ「平柳のマン管・主任者弾き語り」の記事「【管業】平成27年度本試験 合格発表!」から。
見事合格を勝ち取られた皆さん、本当におめでとうございます!クラッカー
それぞれの環境の中、一生懸命に頑張った甲斐がありました。
さあ、これでマン管、管業と続いた今年度本試験の合格発表が全て終わりました。
http://ameblo.jp/hirayanagi4953/entry-12120180992.html
ツイッターでの反応・感想など
・合格発表は試験実施団体のサイトのほか、官報でも。
今日の朝には官報もでるし、9時くらいにはwebで発表されるよ!管理業務主任者!
— QAR帝国 広報執政官 (@quelphameo) January 21, 2016
・石坂久先生による投稿。簿記に関する記事。合格者、再受験生の方にも。
「真冬の管理業務主任者簿記集中ゼミ2 - 石坂久の<やっぱり>マンションで行こうぜ! 」 https://t.co/dlCvcc4ZbC
— 宅建ダイナマイト賃貸部 (@chinkanoutsider) January 11, 2016
平成27年度管理業務主任者試験の分析
フォーサイトマンション管理士講座による本試験分析動画。本講座の担当講師である山田浩司先生が7分9秒に亘り、平成27年度本試験の分析を行っている。「通信教育のフォーサイト 2015年度管理業務主任者試験解説動画」。解答速報と無料成績診断はこちらの記事を参考にして頂きたい。
2016年管理業務主任者試験の合格を目指す方向けコンテンツ
・管理業務主任者の将来性について(LEC管理業務主任者講座) 管理業務主任者のニーズ、就職・転職から見た分析、ダブルライセンスのメリットなど。
・試験の概要や受験情報(アガルート管理業務主任者講座) 試験日、試験地、受験料、受験申込方法などについて詳しく説明している。管理業務主任者の仕事、独占業務についても解説。
管理業務主任者との関連資格
ここでは管理業務主任者試験を経験された方を対象に、関連資格を紹介したい。今回紹介するのは民間資格であり、難関国家資格と比較して取得しやすい特長がある。
住宅ローン診断士
住宅ローンの基礎知識を備えた方に与えられる資格。資格取得のメリットや住宅ローン診断士の役割など。管理業務主任者は国家資格であり、この住宅ローン診断士は民間資格だが、「同じ不動産資格」「取得のしやすさ」からおすすめ。
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敷金診断士
適正な敷金(保証金)の返還の実現に努める。資格の取得方法、試験概要、合格率など各種データの他、過去問サンプルの掲載も。なお敷金診断士も民間資格であり、取得は比較的容易との声も。
【敷金診断士】合格しやすい不動産資格!?合格率・難易度・過去問まとめ【試験対策講座も】 | 試験部
敷金診断士の需要・試験の出題範囲(科目)・合格率・難易度・過去問等についてまとめました。敷金診断士試験の合格を目指している方、また宅建など他の不動産系資格とのダブル取得を検討されている方に参考にして頂 ...
shikaku-pass.net
まとめ
ここまで平成27年度管理業務主任者試験の合格発表についてみてきた。宅建試験や司法書士試験など不動産系国家資格の中には難化傾向にある試験種も少なくない。
そして管理業務主任者試験においても、年度により合格が厳しくなるケースがある。残念ながら今年の本試験に不合格になり、来年の本試験の合格を目指される受験生の方は、ぜひ気合を入れて試験対策の学習に取り組んで頂きたい。健闘を祈る。