資格の大原・行政書士講座で受験指導を行っていた林裕太先生からのメッセージはこちらが、アガルートアカデミーに移籍した。
アガルートアカデミーとは、元LEC東京リーガルマインド司法試験講座や予備試験講座で受験指導を行っていた工藤北斗先生(本名は岩崎北斗 氏)が2015年1月に設立したオンライン専門の試験対策スクールである。
当初は司法試験および予備試験対策講座のみでスタートしたが、その後、弁理士試験や行政書士試験対策の講座がスタートしている(平成27年11月現在)。また講座を担当する講師も、工藤北斗先生の他、幸谷泰造先生(元LEC弁理士講座)、内藤慎太郎先生などと増え続けている。
(2016年11月追記、元TAC社労士講座・大河内満博先生もアガルート社労士講座で講義を担当することになった。
関連記事 大河内満博先生がアガルートへ、社労士講座の開講も)
そのアガルートの行政書士講座についてだが、現在はLEC予備試験講座でも受験指導を行い、「S式シリーズ」や「論文基礎力養成講座」など多数の書籍を執筆されている柴田孝之先生が担当している。今回その強力な助っ人として林裕太先生が大原行政書士講座から移籍された。
平成27年11月初旬現在、2016年向けの詳細な講座案内はリリースされていないが、今後魅力的なラインナップが期待できそうだ。
【公式サイト】アガルート
なお今回のアガルートアカデミーへの移籍について、林裕太先生の公式ブログ「行政書士試験講師ヤッシーのぽえぽえ日記」で記事になっているので、そちらの記事を参照して頂きたい。
(関連リンク)
林裕太先生のブログ記事「株式会社アガルートに入社しました」
林裕太先生の書籍
アガルートアカデミーで、林裕太先生は行政書士講座のほか、宅建(宅建士)講座、公務員試験講座も担当するなど活躍をされている。
そんな林裕太先生だが、問題集も執筆され行政書士試験・記述式問題集など好評を博している。ここで2016年11月現在、発売されている書籍(問題集)を紹介したい。
行政書士試験 記述式対策完成への50問-過去問30問+予想問題20問
2016年8月中旬に発売された行政書士試験の記述式問題集。行政書士試験における記述式の配点は、300点満点中の60点と大きな分野になっている。
とは言うものの、記述式問題を苦手とする受験生は多く、キーワードをうまくつなげて答案にする方も多かったはず(択一の難易度によっては、これで得点になる年度もあった)。
この記述式の解法を約340ページに亘り、詳細に解説したの本書である。丁寧な説明に、過去問と本試験レベルの予想問題の計50問収録と、記述式対策の問題集として極めて完成度が高い。
また2016年度向け問題集は、価格が1,080円と低価格なのも評価すべき点である。実際に発売当初から、2016年11月の行政書士試験直前まで、アマゾンの行政書士書籍ランキングで上位を占めている。
[wpap service="with" type="detail" id="4909536035" title="2018年版 行政書士試験 記述式対策完成への50問-過去問30問+予想問題20問- (アガルートの書籍講座シリーズ)"]
なおアガルート行政書士講座では、2015年度・2016年度と林裕太先生による本試験・記述式分析会が実施され、収録動画も無料公開されている。
関連記事 【動画解説】2016行政書士記述式問題、アガルート林裕太講師の採点分析会、採点基準の参考に
行政書士試験 択一式対策完成への問題 民法80問 他資格試験の重要問題を解く
行政書士試験の民法においても過去問学習が効果的だ。もっとも新試験制度になり問題のレベルが高くなった背景から、過去問学習に利用できるのは平成18年度以降の問題となる。
しかしこれでは演習量が足りない。そこで司法試験や予備試験、司法書士試験、公務員試験など他の試験種の問題集を解くケースも少なくないが、出題傾向が異なることが多く、行政書士試験対策となると無駄が多い。
そのニーズに答えたのが本書だ。他の試験種から行政書士試験の受験指導経験が豊富な林裕太先生が、問題を厳選。収録問題数も80問とちょうど良く、過去問学習を補完する問題集としておすすめだ。また1,080円という価格もおすすめポイントと言えよう。
[wpap service="with" type="detail" id="490953606X" title="2018年版 行政書士試験 択一式対策完成への問題 民法80問 ―他資格試験の重要問題を解く― (アガルートの書籍..."]
ここまでアガルートで活躍する林裕太先生についてまとめてきた。なおアガルートでは林裕太先生の動画も数多く公開しているので、こちらも併せて参考にされると良いだろう。