法律系の最高峰資格である司法試験(平成26年度)の合格発表が、平成26年9月9日(火)に試験実施団体である法務省より発表になった。
受験生の方の一番の関心事である合格率だが、新司法試験制度になって過去最低となる22.6%。平成25年度に比べ4.2%の減少となった。また今回の合格発表では、未修者コースの合格率の低さも顕著となった。法科大学院は学費も高く、ネット上では低い合格率に対して存在意義へ疑問の声も上がっている。
残念ながら今年の司法試験に不合格になった受験生の方は、捲土重来、来年の司法試験の合格を目指すわけだが、
(1)三振制の撤廃による受験生の増加
(2)短答式試験科目が3科目に減少
と不安定要素も強い。特に短答式が民法・憲法・刑法だけになり、細かい知識や思考力を試す出題も想定する必要がある。来年の合格に向けて一日も早い再スタートが望まれる。2015年司法試験合格に向けて(LEC司法試験講座)