行政書士ADRセンター東京が紹介された
NHKの朝の情報番組「あさイチ」で行政書士ADRセンター東京(東京都行政書士会)が紹介された。これは近年多発している自転車トラブルに関するもの。
自転車は手軽に購入することが可能なため、多くの人が利用している。しかし自転車同士の事故や歩行者に怪我をさせてしまうケースが多くなっており、社会問題になっている。
このような自転車トラブルの場合、訴訟などの法的サービスの利用が考えられるが、弁護士費用の高さから注書してしまう。そこで「あさイチ」で紹介されたのが、東京都行政書士会の行政書士ADRセンター東京である。
▲ あさイチ(画像は公式サイトから)
行政書士会のADR(裁判外紛争解決手続)とは?
このADRとは裁判外紛争解決手続を差し、費用が安いながら問題解決に役立つと近年脚光を浴びている。かなり簡単に言えば「法的トラブルに対し、裁判手続きを通さず、話し合いで解決する」イメージだ。
今回の自転車トラブルでは東京都渋谷区にある行政書士ADRセンター東京が紹介され、手続きの流れや具体的な費用などが、あさイチの番組内で詳しく説明された。
なお同特集では東京都行政書士会の伊藤浩先生(LEC行政書士・開業講座なども担当)が案内役として登場し、ADRの仕組みと手続きの流れについて詳しく解説している。
ADRは新しい業務のひとつ
このADRであるが、行政書士の新たな業務のひとつとして注目を集めている。行政書士の従来の業務と言えば「許認可申請」であるが、民事法務と並び、ビジネスチャンスの拡大につながるかもしれない。
行政書士の実務は伊藤塾やTAC、LECなどの大手スクールでマスターできる
司法試験の場合は、合格後に司法修習があるが、行政書士の場合は実務をマスターできる機会は多くない。各行政書士会の研修や、書籍などでマスターすることが多いのではないだろうか。
もっとも、伊藤塾や資格の学校TAC、LEC行政書士講座などでは、開業講座として実務をマスターすることが可能だ。
もちろん講義時間に制約があるため、「許認可申請」「民事法務」など代表的な業務が中心になるが、スクールによっては、ADRなど新たな業務について講義を行う所もある。
したがって行政書士開業講座の受講を検討している方は、このような新たな業務について講義があるか否かも、比較検討の項目とされてみてはいかがだろうか。
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