不動産系の人気資格である宅建(宅地建物取引士)。宅建の資格だけでも就職や転職に有利だが、他の国家資格とのダブル合格を目指す受験生の方も少なくない。
宅建とのダブル資格
ダブル資格としてマンション管理士や不動産鑑定士などがあるが、法律系と言えば行政書士が代表的である。宅建試験の出題科目である権利関係が、行政書士試験の民法に対応するなど、試験科目の重複が主な理由だ。
許認可業務のエキスパートを目指そう!
行政書士試験では、宅建受験で培った『民法』の知識を最大限に活かすことができ、さらに本格的な「法律を読む力」を身に付けることができます。行政書士になれば、自ら不動産業に関連する許認可申請ができるなど実務の世界で活躍の場を拡げることができます。独立開業も可能な行政書士の資格取得を目指してみませんか?
行政書士がおすすめの理由、4つのメリットとは?
宅建とのダブル資格として、行政書士がおすすめの理由をまとめておきたい。
こんなメリットが
- 行政書士のメイン科目である民法と、宅建の民法の出題レベルが近い。
- 行政書士試験は宅建試験と同様に、受験資格が不要。
- 同じ法律系資格の予備試験や司法書士試験よりも難易度が低い。
- 農転業務など、業務拡大(ワンストップサービス)が期待できる。
いかがだろうか。行政書士試験は難易度の面はもちろんのこと、合格後のビジネスチャンスの面でもおすすめの資格試験なのだ。
もっともここ最近の行政書士試験は難化傾向にあり(平成18年の新試験制度から)、十分な合格戦略を立てておかないと合格は難しい。行政書士試験の難易度はこちら
行政書士試験に限ったことではないが、やはり効率よく合格を目指すならば「合格戦略」が必要だ。この合格戦略は受験生の方が考えるよりも、指導経験豊富な講師の方に聞いたほうが早い。
(画像はイメージです。)
LEC宅建講座の実力派講師・有山あかね先生が教える「宅建士と行政書士 実務で役立つのは?」
そこで受験生の方におすすめの動画が、LEC東京リーガルマインド宅建講座の若手実力派講師である有山あかね先生 らによるによる動画解説『「あかねとあいこのふたりごと」 宅建士と行政書士 実務で役立つのは?』である。
これは行政書士試験制度の説明などガイダンスであるが、宅建とのダブル資格のメリットなど具体的な説明がされている。「行政書士試験に挑戦してみようか?」とモチベーションがアップする受験生の方もいらっしゃるかもしれない。
コンパクトな内容だが、これから行政書士試験に挑戦する宅建受験生の方に役立つ部分が多い。学習の開始前はもちろんのこと、できれば一通り学習が終了した時にもう一度視聴されることをおすすめしたい。再びモチベーションがアップするだろう。
【動画】「「あかねとあいこのふたりごと」 宅建士と行政書士 実務で役立つのは?」
(続きの後半部分)
【解説動画】超ベテラン講師・横溝慎一郎先生が教える「今からでも間に合う!短期合格スケジュール」
「ダブル合格のメリットは分かった、具体的な行政書士試験向けの学習スケジュールを教えて欲しい」という受験生の方は、LEC横溝慎一郎講師の動画「今からでも間に合う!短期合格スケジュール」がおすすめ。
行政書士試験は民法・行政法・憲法・商法・一般知識など試験範囲が結構広い。合格まで複数年掛かるケースもあるが、反対に一発合格や短期間での合格を果たされる受験生の方も少なくない。
そんな行政書士試験の指導歴が15年以上あり、さまざまな受験生や合格者を見てきたLEC行政書士講座の横溝慎一郎先生が、一発合格者の共通点を抽出し、動画で解説を行っている。宅建からステップアップを狙う方はもちろん、これから行政書士試験に挑戦する初学者の方にもおすすめの動画だ。
【動画】「今からでも間に合う!短期合格スケジュール」
ここまで宅建と行政書士のダブル資格の魅力、学習法について見てきた。ここ最近の行政書士試験は以前よりも難しくなっているが、正しい学習法を重ねれば合格することは決して難しくない。ダブル合格後の業務拡大、ビジネスチャンスの拡大を目指して頂きたい。