2024年1月12日(金)に令和5年度土地家屋調査士・筆記試験の合格発表が行われた。合格された方には「おめでとうございます」と申し上げたいところだが、そうではない。口述試験があるのだ。
参考【合格発表】令和5年土地家屋調査士筆記試験!LEC・アガルートなど有力講師の分析まとめ
口述試験で不合格になるケースは少ないが、必ず合格できる保証はない。したがって十分な準備をしておきたい。そこで口述模試を実施するスクールをまとめたい。
口述模試は一人15分程度です。意外と長く感じる受験生も
LEC土地家屋調査士講座、口述模試と口述試験対策講座<通学・通信>の2本立て!
司法試験など法律資格指導に定評があるLEC。LEC土地家屋調査士講座は「口述模試」と「口述試験対策講座<通学・通信>」の2つを用意している。
本番同様のマンツーマンで実施される口述模試
一人15分で実施される口述模試(口述試験10分+試験官によるアドバイス5分)。LECの講師陣が試験官を担当(もちろん土地家屋調査士試験に合格)。
LECの対象コースの受講生は無料。また一部の校舎ではZoomでの実施予定となっている。
対象者は筆記試験合格者の方です。またLECの受験生アンケート調査にもご協力ください
ライブクラス(通学)のほか通信(収録クラス)も!口述対策講座
そして口述模試と合わせて受講しておきたいのが「口述対策講座」。
『昨年までの口述試験受験者から集めた情報をもとに、試験当日の流れ、受験の心構え、絶対に答えられなければいけないこと、出題頻出論点をお伝えしていきます。(LECサイトより)』という大手予備校だからできるノウハウが詰まった対策講座。
使用テキストとして「口述クリアブック」を用意。このご時世で「対面はちょっと」という方には収録講義の通信講座も。対策ノウハウが詰まった「口述クリアブック」はPDFファイルでの提供。
口述対策講座は1時間30分のボリュームです
通学
実施日時
2024年1月13日(土) 10:30~12:00(中略)
通信
実施形態
Web+DLWeb配信日
配信開始日
2024年1月10日(水)
配信期限
2024年1月31日(水)
引用「LEC土地家屋調査士講座、口述試験対策」
▲筆記試験合格者を対象に無料で口述試験対策を行うLEC東京リーガルマインド(画像は公式サイトから)
東京法経学院、参加者には口述試験受験対策資料をプレゼント!
こちらも一人15分で実施する口述模試「土地家屋調査士 口述模試」。模試は無料での実施、さらに東京法経学院のノウハウが詰まった「口述試験受験対策資料」が参加者全員にプレゼントされる。
なお、受付は先着順であるが、東京法経学院の受講生が優先される。そのほか実施スケジュールなどは公式サイトでご確認いただきたい。
自信を持って最終試験に臨もう!!完全マンツーマン対応!
「土地家屋調査士/ 口述試験受験対策資料」無料進呈!東京法経学院では、本学院受講生の中から筆記試験合格者を対象として、1人15分程度の口述模試を実施いたします。回答内容等の対応をチェックし、本番へ臨む際のポイントを指導します。 ぜひこの口述模試を受験し、有終の美を飾ってください。
引用 東京法経学院、土地家屋調査士 口述模試」
▲今年も実施!東京法経学院の口述模試(画像は公式サイトから)
アガルートは電話で実施!
全国1位で合格した中山祐介先生(元LEC)が講義を担当するアガルート。アガルートの口述模試は電話での実施とユニーク。遠方の受験生の方も利用できそうだ。
なお、アガルートの口述模試は無料での実施。過去の年度ではアガルート対象講座の受講生限定であったが、令和5年度は他のスクール受講生でも申し込みは可能となっている。
【参考動画】【土地家屋調査士試験】口述試験の当日の流れはこれでイメージ!|アガルートアカデミー
早稲田法科専門学院
土地家屋調査士講座を開講している早稲田法科専門学院では、当該年度の合格者を対象に「口述試験対策資料」を配布している。
\期間限定、あの講座が大幅割引↓/
LECタイムセールはこちら→
なお、早稲田法科専門学院の受講生(過去に在籍された方を含む)は無料で入手できる。早稲田法科専門学院はこちら
【受講生(過去含む)限定】 ※令和5年度筆記試験合格者に対して、「口述試験対策資料」を受講生へ無料提供させて頂いております。 ※一般の方は、ご遠慮下さい!
資料は、口述試験に出題されるポイントや、過去に口述試験を受験した体験談等も含め、本番当日に落ち着いて対処できるようにまとめられた対策資料です。
令和6年1月10日(水)の筆記試験合格発表後、本学院ホームページより、資料をカートに入れ、ダウンロード形式にて取得下さい。 但し、備考欄等に必ず、「受験番号と受験地」、受講生である証明として、受講された「講座名」を記載の上お申し込み下さい。令和5年度土地家屋調査士本試験「口述試験対策資料」のご案内
→口述試験対策資料(※筆記試験合格者限定)
引用「早稲田法科専門学院」
日建学院
こちらも土地家屋調査士講座を開講する日建学院。日建学院は過去には「バーチャル口述模試」を実施していた年度があるが、2019年度、2020年度は実施していない(2024年1月11日現在)。
このバーチャル口述試験対策講座では、口述試験の概要や注意点などが動画で確認できるのが特長。したがって時間のない受験生の方でも効率よく対策が進められ、またパソコンで好きな時間に学習することも可能と好評なコンテンツだった。
また動画であるため何回も繰り返し復習、そして面接パターンも複数用意されているため、様々な場面を想定しトレーニングすることも可能と、おすすめの内容だったが、残念ながら2023年度は実施されていないようだ。日建学院・土地家屋調査士講座はこちら
【参考動画】「日建学院 土地家屋調査士バーチャル口述試験対策講座CM」
講座の特長をコンパクトに説明している。
まとめ
ここまで土地家屋調査士試験の口述模試についてまとめきた。過去のデータでは不合格になる確率は「極めて低く」、受験すればほぼ合格は間違いないとされる。
もっとも合格が保証されていない以上、ぜひ定評あるスクールの口述模試を活用して、万全な準備をおすすめしたい。
(画像はイメージです。)