平成27年度弁理士試験短答式。平成26年度よりは合格しやすくなった平成27年度短答式試験だが、やはり難化傾向にあると言える。したがって残念な結果に終わった受験生の方は、条文の趣旨を押さえる、また文言を正確に把握するなど、条文の更なる理解に努めたい。これは「いくつあるか問題」の正解率アップにも役立つだろう。平成27年度短答式分析はこちら(LEC弁理士講座による特集ページ)
そして平成27年度弁理士試験短答式の問題を詳細に解説しているのが、弁理士受験新報 vol.113である。解答解説の他、出題傾向と対策、さらにアイピーシー新橋ゼミ(山内博明先生・山田武史先生・平山太郎先生)による分析もある。細かい内容は本号を確認して頂きたいが「全ての法域でのボトムアップが要求される」との結論に至っている。これに異論はないだろう。
弁理士受験新報 vol.113のもう一つの特集は、「合格者が語る!論文直前1週間の過ごし方」である。短答合格者の方は論文試験(必須科目、選択科目)に進まれるわけだが、短答後の短期間で「論文脳」にうまく切り替える必要がある。特に直前期の調整方法は大切で、本号では「直前1週間」に焦点を当て、合格者が詳しく解説している。ぜひ最後の得点力アップにつなげて頂きたい。
この他の記事として、LEC東京リーガルマインド弁理士講座の実力派講師である納富美和先生の「巻頭言」がある。「身近にいたスーパーウーマン」というタイトルだが、さてどんな内容なのか。講師ブログも好評な納冨美和先生だが、巻頭言も注目したい。弁理士受験新報 vol.113の詳細はこちら
▲ 特集は「平成27年度弁理士試験【短答式】問題と解説」。出題傾向と平成28年度試験に向けた対策も提言。
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